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『四兄弟』 パラドックス定数
2023年3月25日(土)14時開演
@シアター風姿花伝
¥3,800
毎回、めっちゃ楽しみにしているパラ定!
もちろん今回も発売と同時にチケットを押さえ、わくわく待ち構えてたわけだけど。
いやあ。圧倒的な会話劇でたいへんに見応えのある作品でありました・・・が、わかりやすい話ではなかったなあ。固有名詞が一切出てこない、寓話的なやつだった。
事前にTwitterで感想をチラ見しちゃったけど、それ見てなかったら気づくまで随分かかったと思う。
アタシの頭の悪さと圧倒的な語彙の無さで、まともな文章を書ける気がしないので、本当にメモ書きね。自分が後日見返して思い出す時のよすがとして。
公演も終了したのでネタバレ気にせずいくよー
暗い。寒い。腹が減った。
このままでは死ぬ。必ず死ぬ。
生きる為にはどうすればいい。
金も力も何もない。
俺たちにあるのは、
血肉を分けた兄弟だけだ。
よく考えろ。
俺たちは本気で、
そう思っていたのか?
・四兄弟は、ロシアの指導者を当てはめてるっぽい
・父親に殺されそうになった兄弟が父を殺すのがロシア革命
・長男レーニン、次男スターリン、後はフルシチョフ、ゴルバチョフか?
・とゆーか、主義とか体制?の擬人化のような
・でもやっぱり兄弟の話だという、ね
・長男の掲げた理想(赤いノート)
・その実現のためにって、目指したのは同じだったはずなのにね
・理想に振り回されて。なのに長男は「ただの思いつき」とか言うし
・長男が始めて次男が大きくして三男が盛り上げた国を、四何が全部壊した
・三男の作った知恵の輪は兄弟の繋がり?「外れてほしくない時に外れる」
・三男は、なぜ長男と次男に銃(核)を渡したんだろう
・「絶対に使うな」と言うなら渡さないほうがいいのにな
・ひまわりはウクライナの国花だそう
・銃を手にした次男、目を光らせ「俺がもう一度」と呟く(わー、ダメ!)
・重たいだけでなく、ところどころ笑いの起こるような場面も
・三男のアイドル活動?“春だもんブラザーズ”!(かわいい)
・(スプリングハズカム!で下荒井兄弟を彷彿。あれは5人兄弟だけど)
・まんまスマイリー井内。おしゃれ紳士か
・隠し小部屋を開けると、❌マークのマスクをつけた次男
・小道具の知恵の輪、既製品でエニグマという商品名だそう
・エニグマ、パーツ3つだった。小道具にはひとつ追加したのかな?
この兄弟は何層にも意味が重ねられていて、すごいなあと思う。たぶんアタシが気づいてない意味とか比喩とかたくさんあるんじゃないかな。どうにもその辺のことには疎くて。
答えに辿り着けていない気はするけど、それでも役者さんたちは四人とも素晴らしいし、めっちゃ堪能した。
終幕してから、小野さんはツイキャス(まだ見られてないですが)されたし、井内さんは楽屋や稽古中のこぼれ話をTwitterで話してくれたり、植村さんはマシュマロで質問に答えてくれるし、アフターケアがいつになく充実していてすごい。西原さんだけ何にもないけど。うーん、ストイック。
けど何と言うか、植村さんのイメチェンが凄すぎて本当にびっくりしたんだけど。一体どうしたのかと。誰もそのことについて何も言及していないし・・・
以前の朴訥というか無骨というか、実直な青年て感じだったのが、いつの間にか典雅婉麗な美魔女になっとる・・・!
今回の役としては髪を切った方がよかったんだけど、切らずに通したとご自身で仰ってたのを聞いて、これも意外だった。vitalsignsの時までは短髪だったよなあ。
ま、美しいというのは悪くないですがね。
パラ定、次回公演は『諜報員』。ゾルゲ事件かーー、何も知らないわあ。今度こそ予習しておかなくては!
『四兄弟』終わりました。雨模様が多かったなあ。ご来場、本当にありがとうございました。劇団、原点回帰。今までの時間は決して短いものではないからね。一期一会の思いと共にこれからも頑張ります。次回は東京芸術劇場。あの広大な空間へ再び挑みます。それでは、行って参ります。野木萌葱 pic.twitter.com/9lvYoh8L3C
— パラドックス定数 (@pdx_labo) March 28, 2023
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