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アラフィフ、諦めていた漢検2級に合格する

6月18日に受検した漢字検定2級の合格通知が届きました。すっかり落ちたと思っていたので驚いています。

この記事は、いわゆる「漢検2級合格への道」というものではありません。

むしろ私は「不合格の理由」という記事を書こうとしていたからです。

プロ野球の名将、故・野村克也氏に「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」という名言があります。

今回の合格はまさに「不思議の勝ち」でした。

私が「不合格の理由」として記事に書こうとしていたのは次のような理由です。

1.勉強できていない

受検を決めてから申し込みまでの数ヶ月と、申し込みから受検までの2ヶ月、取り組んだのは主にiPadのアプリです。
アプリの問題を解き、わからなかったり正解しても時間がかかったりするものをノートに書くという方法を取りました。
とはいえ、体調と気分のムラのため毎日取り組むといったことができませんでした。
ある日は3時間ぐらい取り組んで、次の日からは何日もほったらかしということを繰り返していました。

2.知らない言葉が多く出題された

アプリで出題された「知らなかった四字熟語」や「書けなかった漢字」はノートに書き溜めましたが、問題を解いた量が少なかったため、問題用紙の上に全く知らない言葉と出会いました。
しかも数が多い。
漢検3級では「楽しい!」と笑いながら解いていたのが、今回はあまり楽しくはありませんでした。
私は強敵を前にワクワクするタイプではないようです。

3.手応えがなかった

上の1、2のような状態では当然ですが、解き終わった後の手応えが全くありませんでした。
解答用紙を提出した後、二つ前の席の小学生と、その隣の席の男性の会話から自分の答えが間違っていたのを知って絶望したりもしました。
「ソウヘキを成す」の「ヘキ」は「壁」じゃないんですね……

そんなこんなで、一緒に受検した娘と二人、言葉少なに会場を出ました。
正直、落ちたと思いました。

* * *

「不思議の勝ち」とはいうものの、35年前の受検勉強で培ったものがあり、意外に頭に残っていたのだろうとは思います。
(英語とか生物とか数学とは忘れ去っています。)
「ネプリーグ」と「Qさま!」を欠かさず観ていたのもよかったのかも。
以前にも書きましたが、2級の出題範囲は全ての常用漢字2.136文字なので、さほどマニアックなものは出題されませんしね。

問題はこれから。
この上にチャレンジするかどうか……
準1級から上はマニアの領域らしいので

受けますか、準1級。

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