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『アマゾン流インターナル・プレス・リリースの書き方』(海外記事紹介)

今回はアマゾンの新規事業のプロセスの記事紹介です。

思い立ったらまず『プレス・リリース』を書こう、という例の件です。そのフォーマットのご紹介。厳密にいうと、"Internal" press release なので、社内向けのフォーマットのようです。

1. インターナル・プレス・リリースのフォーマット

まず、プレス・リリースをなぜ最初に描くかというと、Working Backwards、つまり逆算思考で動くためです。

Working Backwards:プロダクトのアイデアから考えるのではなく、顧客を起点として考える。そして、完成版のプレス・リリースから逆算して考える。
インターナル・プレス・リリース(社内用)のフォーマット
1) Heading(大見出し):ターゲット顧客が理解できる言葉でプロダクトを命名する。
2) Subheading(サブ見出し) :誰がどんなベネフィットを得られるかを1行で記述する。
3) Summary(サマリ):プロダクトとベネフィットを簡潔に記述する。
4) Problem(課題):プロダクトが解決する問題を記述する。
5) Solution(ソリューション):プロダクトがどうやって鮮やかに課題を解決するかを記述する。
6) Quote from You(提供側の声):プロダクトを提供している側からの声を記述する。
7) How to Get Started(始め方):使い始めるのが簡単であることを記述する。 
8) Quote from Customer(顧客の声):顧客(仮)がどうベネフィットがあったかを記述する。
9) Closing and Call to Action(クロージングと行動の呼びかけ):まとめと、読み手に次にすべきステップを記述する。

2. 備忘録

一般的なプレスリリースの形式でも良いと思いますが、『Internal Release Note』ということで、どちらかというとLanding Pageに近いような情報量多めの内容だと思います。

はたまた、リーン・キャンバスの内容も盛り込んだような内容にも見えます。課題をどうやって解決し、どんな顧客に何のベネフィットがあるか。

事業やプロダクトの方向性が少し決まったら書いおいて、仮説検証を進めながら内容を適宜アップデートしていくのが良さそうだと思います。

サンプルフォーマットもありますね。



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