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好印象な転職理由を作る3ステップ その2

昨日、
転職の注意事項なんやかんや
好印象な転職理由を作る3ステップ その1
について書きました。

本日はその続きで。

②転職理由と転職後のビジョンに連続性があるか
について。

要は何かしらある前職の退職理由と、今回エントリーした動機とが、
一貫していないと上っ面に聞こえてしまうということです。


昨日の例でいくと、
ITで世の中を便利にしたい!
という絶妙にかすってそうな理由について、
こちら(採用する側)からしたら全然かすってすらない、
空振りにしか聞こえないということ。

世の中便利にするならITじゃなくてもよくない?
ということです。

こうなってしまうとITやりたいという強い気持ちが感じれない。
すなわちIT業界に入っても長続きしなさそう、という印象になります。

これはなぜかというと、
働く人の心理として、転職前後が一番モチベーションが高くなり、
一旦働き始めると大概の人は意欲が落ちていく
ということを、
面接官は知っているからです。

転職をするということは、
多かれ少なかれ前職に不満があって、
転職先にはそれよりいい環境がある、
と思って求職してくる人がほとんどです。

そして、採用する側としてはより多くの人にエントリーしてもらって、
より多くの選択肢から選べる環境を作りたいと思うはすです。

となると、もともと高い求職者の期待値を、
面接を通して上げていくわけです。
(意図してではなく、副次的なものとして)

でも、面接前後の期待値通りの職場なんてないです。

となると、
そういうことに耐えて長く活躍してくれそうな人を見つけるのが、
面接ということになります。


その時に、
IT業界じゃなくても良さそうな志望動機の人と、
何がなんでもIT業界に入りたいですという人と、
どっち採るかと言われたら、
よほどのことがない限り、後者をとりますよね。

つまりは前職を辞めようと思っと理由と、
その業界を目指す動機がどれくらい強くリンクしているかが、
とても重要になります。

では、どんな理由が強いと言えるのでしょうか。

例えば、
学生のときプログラミングをしていて、
一回別業界にいったけどやっぱりITが楽しくて勉強し直していくうちに、
仕事にしたいと思いました、
とかって、楽しいという感情が動機なので、
ツッコミ要がないですよね。

じゃあ、これと前職の退職理由をどうリンクさせるか。

例えば前職で毎日提出しないといけない日報をマクロを使って自動化して
簡単に作成できるようにしました。
これがとても楽しくて本格的にプログラミングを勉強しようと思い、
Udemyで勉強していくうちに、仕事にしたいと思うようになりました。

という理由はとても強い。

前職でマイナスを解消した経験から興味を持ち、
実際にやってみて興味が強くなり、
仕事にしたいと思った。

要はある程度の時間軸でITに興味を持って、それを持続してきている、
ということがプレゼンできるわけです。

こういう理由を作れると強いです。
テンポラリーでインスタントな理由ではないんです、
っていうのが自然に伝わりますよね。

だから常々、IT業界に転職したいです、という方には、
履歴書書く前にITの勉強をしてくださいと伝えています。

今だったらUdemyでもProgateでもなんでも簡単にできます。
こんな簡単な準備をするだけでも、
転職の勝率は格段に上がります。

では、こうして組み立てた転職理由を、
エントリー先の企業とどう結びつけるのか、
それはまた次回に。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
よりよい未来のために!

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