夏の終わりと、SEXと、バイクスリップノクターンクラッシュ 【 日々是雑文 ALTERANATIVE 2021 】
【 日々是雑文 ALTERANATIVE 2021 】
日々、これ、雑な文、というだけ、あって、まじで、全力で、すべての生命をかけて、雑文を、雑に、命がけで。
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SEXが、すべてなのよ
この世界の
わかってる、君?
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夏の終わり
福生の横田基地の、近くの、バーだったと思うけど
くわえ煙草で、タンカレーのジンを飲みながら
そう言った、女のひとがいて
その女のひとの、赤いくちびるは、たしかに、
エロくて、
それを、見ながら、じつに、じつに、エロいですなあ、とか、思いながら、
そんな、エロい女のひとの、くちびるから、そんなセリフを聞けるなんて
東京って、かっけーよな、うひひ
とにもかくにも、最後の、
”わかってる、君?”
ってのが、いいよな、じつに、いいよな
うん、じつに、いい
”君”
だぜ、おれ、”君”
K・I・M・I
くーーーー、生きてて、よかった
みたいな顔して
となりで、マイヤーズラムかなんかを飲んでた。
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すっごい昔で、学生だったから、ほんと、昔のことなんだけど、
そんときは、そうですなあ、そうですなあ、
SEXが、すべてですよね、あい、すべてです、まちがいないです、あねご
とか、言いながら、すごく、いやらしい、おんなのひとだなあ、
と、アホウのように、思っていたんだけど
最近は、なんか、そのときの、本当の、意味みたいなのを、わかる気がする
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SEXという言葉の、本当の本当の意味は、
他人と他人が、理解しあう、ということだと思うんだけど
ま、それはそれで、そういう、なんか、お上品なことは、
どうでもよくて
それよりも、そのときの僕には
その、SEXという言葉の、エロティックな響きのほうが、
確かに、美しくて、なんか、生きてる感じがした。
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そんなことが、あった日の夜
帰りの、256号線で、早朝、
バイクで、思いっきりこけて
もう、体が、バーーンと、すっ飛んで、
ゴロゴロゴロゴロって、道路、転げまわって、
バイクは、火花をたてながら、
ガードレールにつっこんでいって
おおおおお、し、死んだか?
と、思ったけど、
ちょっと、血が出てるくらいで、
どうやら、なんか、無事っぽかったんで、
そうだ、ついでに、かっこつけようと思って
誰もいない、早朝の、路上
寝っころがりながら、タバコ吸って、空、見てたら
なんか、その、おんなのひとの、
セリフが、よみがえってきて、
ああ、確かに、この世界のすべては、SEXなのかも知れないなあ
とか、思ったんだけど、
そんときは、ただの、未熟者だったから
その、おんなのひとと、本当に、ただ、SEXしたかったんだろうな。
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そんな、夏の終わりの、思い出。
どうだい、みごとな、雑文でしょう^^;
日々是雑文
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MIZUHO 20210831
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