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【開催メモ】2024/6/20 ゆる哲学カフェ たかおDEたいわ


「ゆる哲学カフェ たかおDEたいわ」とは?

なんとなく気になることを入口に、正解のないテーマについて、参加者同士で考え合い、語り合う対話イベントです。 初めての方も気軽にご参加いただける、ちょっとゆるめの哲学カフェです。

概要

日時: 2024年6月20日(木)am10:00~12:00
会場: Gallery TAKAO(東京都豊島区雑司が谷1-52-1)
参加者:8名
テーマ:(特に決めずに、たゆたうように)

一人ひとりの「気になること」から生まれた問いの一部はこちら。

  • 人の話を聞ける時、聞けない時があるけれど、自分の中で何がおきているのだろう。

  • どういう年の重ね方が幸せなんだろう。

  • 哲学対話と人生相談の違いは?

  • 依存するのは悪いことか。

  • 考えを深めたり広めたりするときに、相手は必要か。

  • 人の反応のどこを見て自分に反応が起きるのか。

  • 快・不快で相手を判断するのは適切か?

※ 上記は対話の場と文脈の中で生まれたものです。これらをもとに特定の解釈やご判断はお控えください。

【ご参考】
ザックリとしたイベントの進め方や会場の様子は、第一回の開催メモをご覧ください。


対話を終えて

安心してお話していただくために、公開するのは「問い」のみに留め、それ以外の対話内容については一切公開していません。

そこで対話の内容とは別に、何となく頭に浮かんだことをポツポツ書いてみます。


靴下の穴から覗く合理性(1)

靴下に穴があいた。右は踵、左は親指の付け根。穴があくのはいつだってここ。はき心地がよく気に入っているものほど使用頻度が高くなり、すぐに傷んでしまう。

週末の朝、しばらくぶりに裁縫箱を開けた。ストックしていたハギレの中から、靴下と材質や色が似たものを探し出し、穴の大きさや形に合わせて切り取ってツギを当てる。チクチクかがっていると、社会の不条理やら理不尽やらをしばし忘れて穏やかな時間が流れる。

とりあえず右の穴がふさがったところで時計を見ると、ちょうど30分経っていた。

「このあと左の穴にもツギを当てると、単純計算で合計1時間……」

そう思うと同時に、一つの疑問が私を捕らえた。
「1時間もバイトしたら、新しい靴下の一足くらい買えない?」

急にミゾオチの辺りがザワザワしだした。ザワザワは疑問符を連れて来る。

同じ1時間なら、いっそ働いて、受け取ったバイト代で新しいのを買った方が良かったのだろうか?
これまでの人生で、靴下の穴にツギを当ててきた時間は無駄だったの?
こんな作業に時間を使っていてよいのだろうか?
果たして、このまま左の穴にもツギを当てるべきだろうか?

そもそも、靴下の穴は繕うべきか? それとも穴のあいた靴下は即座に廃棄し、新しいものを買うべきか?
どちらの判断に合理性があるだろう?

(続きはまたこんど)


今日のところは、どうしても眠くなってしまったのでこの辺でおしまいにします。続きは来月にでも書きます。またお会いしましょう。

相も変わらず、とりとめもなく書いています。読んでくださってありがとうございます。


何となく気になることを入口に、生まれた問いを対話で深める。そこからさらに問いが生まれる。帰り道では、何となく気になることが増えていたり、思いがけないアレとコレとの繋がりが見えてきたりするかもしれません。


次回のご案内

毎月第3木曜日に開催しています。お時間とご興味がありましたら、気軽にお申込みください。

ゆる哲学カフェたかおDEたいわ
日時: 2024年7月18日(木)am10:00~12:00
会場: Gallery TAKAO(東京都豊島区雑司が谷1-52-1)
参加費:各回 500円
定員: 6名程度

哲学の知識や経験は不要です。持ち物は、あなたの中の好奇心。
気軽にご参加ください。

【詳細ページ】お問合せ・お申込みもこちら(↓)から 。

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