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[詩?]タイムリミットは40分←オチあり

週に一度あなたに逢いに行く

タイムリミットは40分

束の間の逢瀬に胸が高鳴る

横になった私になにやら取り付けるあなた

ビリビリする刺激が私を襲う

いったい、なんなの?

ビリビリビリ どくんどくん・・・

「どう?」

あなたに聞かれて私は答える

「あんまり、良くない。」

あなたの大きな手が私の手を包み込む

私の指を一本一本、確かめるように曲げていく

「横になって。」

私は素直に横になる

あなたの大きな手が私の体に触れていく

その手は力強く、時には優しく

私はその手の虜になる

「痛いの。もっと優しくして。」

訴える私にあなたは悪戯っぽく笑う

「我慢して。じきに良くなるから。」

痛みはしだいに薄らぎ、私はとろんとしてしまう

あなたには、私の事はなんでもお見通し

あなたに嘘はつけない

私の心も体も、あなたに嘘はつけない

私の心も体も、あなたの前ではなす術もない

どうして、私の事が分かるの?

私にはあなたの事は分からないのに

聞いてみたいけれど、今日も言えない

もう、あなた無しではいられない

帰りたくない

ずっと一緒にいたいの

私に触れていてほしいの

もう、離れないで

そんな言葉を飲み込んだ時

タイムオーバー 

タイムリミットが来てしまった

このまま時間が止まってしまえばいいのに

そう思いながら、体を起こす

すると、あなたは笑顔を浮かべて私に言う

「はい。お疲れ様でした!
もう少し生活習慣ちゃんとして下さいよ。
お酒を控えて、早く寝る!

いつも言ってるのに、全然言う事聞かないから。
それと、姿勢を良くして下さいね。
お風呂上がって柔軟するとか。」

あなたは先生

整骨院の先生

私の体も自律神経も整えてくれる人

大事な学びをくれる人

次に逢えるその日まで

私は一人整わない生活を送る

来週まで、暫しの別れ

先生、いつもありがとう

言う事聞かない患者でごめんね

たまには言う事聞いてみようかな

無理だけどw


この前、電気に掛かっていて半分寝かけていた時に思いつきました。自分で思いついて、ちょっとおもしろくなって書いてみました(笑)

どうせなら、ちょっと大人っぽく書いてみようかと。

でも、なんか照れちゃってダメですね。官能的な文章って私には書けないなぁと改めて思いました。

ちなみに、これは治療の流れなんですね。電気に掛かって、指の状態で体の調子を見て、悪い所を治療する、という感じです。

そして、その間相談に乗ってもらったり、役に立つ話を聞かせてもらったり。

とまぁ、そんな感じの40分を過ごしているのでした。 


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます♪

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