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私が鬱になったきっかけ。


私はある日突然、
時間が急に守れなくなり
いわゆる「だらしない人間」になってしまった。

今思えばその原因がわかる気もする。

高校生までは無遅刻無欠席なのは当然で、
休むなんて遅刻するなんて有り得なかった。

高校を卒業したあたり
私は事故で足を悪くしていたのもあって
就活はしてなかったのだけど
アルバイトを掛け持ちして
フリーターとして生きてた。

いつからか母の働く会社でも雇ってもらって
働いてたのだけど、まあ会社あるあるで
言ってた事と違う事をさせられまくってたの。

私18歳、19歳で社会に出たばっかにしては
本当に必死に頑張ってたと思う。

その時の生活リズムと言えば
7:30~11:30 バイトA
12:00~深夜2:00(or3:00) バイトB
3:30 帰宅・ご飯
4:30 お風呂
5:00 就寝
7:00 起床

これの永遠ループを週5で半年

バイトAの給料は全て家に入れて
バイトBの給料は毎月10万の固定給

これだけ見ても頭いかれる事は見てわかる。

さらに追い討ちがあったのが
バイトBに出勤してから昼食をとってたら
「お前なに来てすぐにお昼食べとんねん!」
と上司に怒られお昼は食べれず

真夜中に帰った家では母に
「あんたこんな時間に食べたら太るからやめたら?」
と言われ食べれなかったり気分よくご飯食べれず

さらにはバイトBで上司に呼ばれてた名前は
「ポンコツ」母の前でも「ポンコツ~!」
って大きい声で呼んでくる。

私には名前がある
私に名前をつけてくれた人も目の前にいる

なぜ私の母は傷つかない…?

家でお風呂に入ってある日ぶっ倒れたの。

多分1時間は気を失ってた
まあでもみんな寝てるし誰も助けになんて
来るはずないよね。笑

精神的にも肉体的にもおかしくなり
母と精神科に行ったの。

1ヶ月休養してくださいと診断書が出た。

普通心配するよね。
普通心配するよね?

私は変わらずその後も働き続けてた。
バイトAでは記憶がないぐらい
頭がフワフワしてたし
バイトBでは相変わらずの扱い。

家にお金を入れてるのにお金を借してと
言ってくる家族にも不満が溜まり
「私は何のために生まれてきたのだろう」
「なんで私を産んだんだろう」
しか思わなくなった。

行きたくないと泣きながら言う私に
母は仕事に行くようにと説得をし始めた。

本当になんで生きてるのかわからなくなった。

それから大人が大嫌い。

お金に振り回されて
大事にするべきものを見失ってる
どんなに優しくてもそんな大人は大嫌い。

きっと、私の鬱はここから始まったのだと思う。

なにが1番辛いか、

「それでも私は家族が好き」だと言う事。

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