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女ひとりで初めてストリップに行った話

はじめまして。みゅうと申します。
みなさま、ストリップはご存知でしょうか??

ストリップは、舞台上で主として女性のダンサーが、音楽に合わせ服を脱いでいく過程を見せるショーである。ストリップティーズともいう。古くから大衆の娯楽の一つとなっている。

Wikipedia 「ストリップ (性風俗)」

ストリップと聞くと、お客様の大半がおじ様で、女性が脱いでいる所を狂喜乱舞して見ているような印象を昔の私はしていました。

でもふと、
「なんか新しい世界に触れてみたいな…」
深夜2時に思い立って、次の日には劇場にいました。
その時の記録を書きたいと思います。


1.天啓がきた、そして劇場へ。


ストリップ行きたいなあ

なんの前触れもなく思い立って、次の日には浅草にいた。
本当に理由も何もなく、前情報も知らずにストリップ劇場にいました。

これを逃したらまた腰が重くなるかも知れない。
もう行くしかない!!ほぼ強迫観念です。

うーん!有名どころに行こう!わかんないし!
直前に調べて出てきたのは「浅草ロック座」でした。

ネオンがギラギラ

開場時間15分前に到着したのですが、
既に階段は満員、外まで長蛇の列。
驚いたことに、この日はただのド平日でした。

座れるか心配…と思ってたのですが、
席数はかなり多く、立ち見でも観られるようです。

思ってたより広い

さらに驚いたのが、カップル女性客3割はいらっしゃいました。

女性3人グループが、おそらく「推し」であろう踊り子さんのブロマイド(劇場に売ってる)前で「推しトーク」をしていて、ヲタク心が熱くなったのを覚えてます。

いざ、開演の時間が近づいてまいりました…


2.人は美しいものを見たとき

劇場では、踊り子さんが踊る「メインステージ」「花道」そして、服を脱いで魅せる「回転ステージ」の3種類があります。

「浅草ロック座を最大限楽しむためにオススメの座席」より


私はできるだけ前も観たい!でも回転ステージも観たい!
そんな理由で、花道の横、回転ステージを観れる良いとこ取り席に着席しました。

浅草ロック座はかなり厳しいルールがあり、
劇場内は撮影禁止携帯電話を見るのも禁止です。
なので、見るためには一度ロビーに出る必要があります。

しかし、座席を荷物で取ることも原則禁止とされてるので、絶対ここで見たいんだ!!!!と決めてた私は、暗いステージを20分間見つめていました。


今からストリップ観るんだ……

というかなんでここに来てるんだろう…???


ここに来て急に自分の行動力の高さに驚いて、
心拍数が120になっていました(スマートウォッチ調べ)


刻一刻と近づく開演時間。

急に照明が落ち、香水とスモークが天井から降り注がれてから、煌びやかなステージが始まったのでした。


結論から言います。


人は美しいものを見たとき、涙が止まらなくなる。

橋下まこ「@hashimotomako」より


正直私の性別は女だし、女体を見る機会は男性よりは多いはずなんです。

なのに、ただそこにいる人が信じられないくらい美しくて、指先まで繊細で清らかなものを見ている、と認識した時くらいから涙が止まりませんでした。

あと、表情が皆さん素晴らしく
まさに役に入り込まなければできない表情でした。

カッコイイダンス、コミカルな動き、猟奇的な踊り、切ない恋心…いやいやいやいや、これ、本当にストリップ?????

よく舞台に出向く事も多いのですが、1つのミュージカルを見せていただけてる気持ちになりました。

ただ単に「脱ぐ」のが「ストリップではない
私の概念が崩れた瞬間でした。

ここに来れたことは、紛れもなく私の糧となったのです。


3.それから


ロック座は「川崎」「横浜」「新宿」にもグループがあります。

それぞれ公演内容やステージが違うので、すっかりハマった私はそれぞれの劇場に出向こうと思っています。

頭の中はストリップ一色!」と言うと、何だかピンクのイメージになりがちですが、それだけじゃないんだよ、というのをお伝えしたく、noteを書きました。

この記事をきっかけに、たくさんの方が劇場に足を運んでいただけるのを楽しみにしております。


また!今ならU30で、30歳以下の方なら誰でも4000円で入場することができます(2023.10月現在)

1度入れば閉館まで見続ける事ができ、1時間までなら外出もOKです。


行って損なし!!是非私と語りましょう。

ではまた。

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