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【デンマーク生活】死者との対話@日本とデンマークの死者との向き合い方、価値観が異なる話

Hej Miyuです。タイトルをみて驚かれた方もいらっしゃると思います。

今日は死者との対話や価値観が異なること@デンマーク についてシェアしていきます。

ある日、デンマーク人のパートナーと街を歩いていたら突然「ここにおじいちゃんが埋まっているはず!でも、、、もう埋まってないかも〜」と。

んん?ちょっと待った〜!お墓前りという言葉ご存知?そもそもお墓前りとかしない?!死者との対話とかしないん?そもそも、もう埋まってないかもってどういう意味?(miyuの独り言)

日本でも最近は格安に葬儀ができたり、お墓を持たなくてもいいようにお骨だけおさめる特別な場所があったりと葬儀関連はとても発達していると感じます。文化的な背景で、私たちは葬儀に対する特別な思いがあるのだと思います。簡単に言えば、死者との対話を大切にしている日本。

代々受け継がれたお墓に入るのが誇り!とおばあちゃんが言っていたのを思い出しました。

少し大胆なアピール方法@デンマーク

デンマークにも、もちろんお葬式はあり、お墓もあります。お葬式は少しおおげさってくらい大胆です。まず、デンマークの国旗を庭に掲げます。

この国旗の位置が重要で、上まで挙げずに真ん中でストップ!”本日はお葬式です”の合図みたいです。(イメージ図)

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管理費用が高くて途中で断念@デンマーク人の実態

お葬式が終わり、次のステップは埋葬してお墓前りを決まった周忌ごと訪れるのが日本流。デンマークも同じですが、1つ異なる点が。

それは、管理費がかなり高いこと!

お墓の土地代で購入することができず、毎月お墓の管理費/土地代で費用が発生するそうです。そのため、途中で支払うのをやめてしまう人も少なくないそうです。

そうなると、お墓に入っている人を管理会社が取り出して、次の人用にあけとくらしく、今までお墓に入っていた人の行方は、、、分からないそう。

ここ、少し変わってますよね?

冒頭で私のパートナーが放った、”おじいちゃんが眠っていた場所だけど今はいないと思う”が解決されましたね(ふぅ〜)

そして、最後に彼が言ったのは、”お墓前りに行かなくとも、お墓にもう眠っていなくとも、僕のおじいちゃんは心の中で生きているからお墓は重要ではない”とのことでした。

なるほど。死者との対話方法、日本とは異なりますね。

まとめ

・葬式は少し派手

・埋葬後は、少し雑

・お墓の管理費用はバカ高い

・払うのをやめたら、掘り起こされて行方不明

・でも、亡くなった大事な人は心の中で生き続けている

いかがでしたか?日本と異なることに大変驚き、新たな発見でした。みなさんが住んでいる国では少し変わった方法での埋葬などあればコメントください。

※デンマーク人全員の意見ではなくあくまで一人の男の発言と見解です(笑)

それでは、Vi ses

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