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プリセプターを通して学んだこととは❓

私は、看護師3年目のときに、プリセプターを任されました。

プリセプターとは、新人看護師の指導の中心者です。

当時の私は、初めての指導に四苦八苦しながらも、新人看護師のために一生懸命取り組んでいました。

そのときの私の様子や学んだことについて、紹介していきます。

自信が持てない新人看護師

私が担当した新人看護師は、次のような特徴がありました。

  • 自信が持てない

  • 看護師を続けられるか不安でいっぱい

  • きつく先輩看護師から注意を受けると泣く

その反面、質問されると的確な返答があることや、患者さんからは親しみがあると好評でした。

腎臓内科の病棟に配属されていたので、患者さんは入退院を繰り返す方ばかり。

新人看護師は、名前で「〇〇ちゃん」と患者さんから呼ばれ、孫のような存在でした。

新人看護師への関わり方

私と新人看護師は、交代勤務なので、勤務が一緒になるとは限りません。私が出勤すると先輩看護師から、新人看護師が泣いていたことの報告があります。

プリセプターをサポートする先輩看護師と相談しながら指導を続けていました。

どうしたら良いのか思考錯誤する中で、新人看護師への関り方を次のようにしてみました。

  • 日勤の勤務がお互い一緒になったときは、指導をしつつ近況を把握する

  • 私が日勤で新人看護師が夜勤のときなど、短時間でも勤務が重なるときは、困っていることなどを具体的に聞く

  • 月に1回程度、食事をしながら交流する

  • 「何で分からないの?」のような否定的なことを言わない

  • 病棟の看護師にも、否定的な言動をしないよう伝える

看護師として自信を持って業務を遂行するまでには、時間が要すると感じ、温かく見守ることを意識しました。

プリセプターを通して学んだことや感じたこと

新人看護師は、「看護師を続けられるか不安でいっぱい」と言っていましたが、その後も看護師は続けています。

病院内には、新人看護師の教育プログラムがありますが、私はその通りの指導が一切出来ませんでした。

プリセプターは卒後3年目の教育プログラムで、年度末に院内発表があります。私だけ、同期の看護師とは異なる発表をしていました。

しかし、プリセプターを通して、指導はその人に合わせた方法をみつけることが大切だと分かりました。
プリセプターの経験は、患者指導や新人職員の指導、育児などにも役立っています。

プリセプターは辛いときもありましたが、同期の看護師が励ましてくれたり、愚痴を聞いたりしてくれました。
同期が支えてくれたのもあり、乗りこえることができました。

最後に、私のプリセプター体験談が、みなさんの力になれたらうれしいです!


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