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地方創生・まちづくりに若者の力をっていってもなんだかんだキャリアが必要だった・・・(育児休業、キャリアの再構築をした女性の場合)

こんにちは、白澤美幸と申します。私は地域の課題をITで解決するシビックテックという活動をしています。Code for NAGAREYAMAの代表をしていて、千葉ではCivic Tech Zen Chibaというアライアンスの代表をしていて千葉県のDX推進に関わるアドバイザリー会議にも出席させてもらっています。

という自己紹介をいつもしている「白澤美幸」ですが、実は8年前は育児休業→子育でキャリアとかいう綺麗な服は資源ごみに出され、トレーナーとジーパンで子どもを毎日追いかける世間一般的な「おくさん」でした。

そんな白澤が子育てを機にまちづくりとか地方創生とか言われるような地域振興に興味をもち「自分何かできるんじゃない??」という気合だけで人生を切り開いて(?)きたわけなのですが、この度その一部が本になって出版されることになりました!(わー!!ぱちぱちぱちぱち)

「市民が行政と協働を創れるか」

タイトルは「市民は行政と協働を創れるか」千葉県流山市、奈良県生駒市、栃木県那須塩原市の行政職員の方と市民の方がそれぞれ他己紹介をしながら自分達の活動や行政とのやりとりを回想していく本で、市民と行政のやりとりの変遷や、行政職員のぶっちゃけ話しもあります。

千葉県流山市は十数年前から「母になるなら流山市。」として都心にも広告を出したりしてそこそこ知名度が上がってきた市でして、今がトレンドとばかりに1番目に取り上げてもらっています。
そして、著者の河井孝仁先生の「市民からの目線で書きたいから市民が最初で、職員は後にしました。」という鶴の一声で、なんとなんとなんと白澤がトップバッターになるという奇跡がww

流山市マーケティング課の河尻和佳子課長からいただいた話だったのですが、他己紹介をしながら自分の活動の歴史を紐解き、その時々の自分の感情を史実を曲げないように思い出したり相手の感情を推測したりするような高度な文章は書いたことがなかったので、白澤にとっては結構難産でした。

イケてない時の自分を今更ほじくり返してさらけ出す件をなぜ受けたのか…地元に向き合う覚悟決めたからですよ。「気分は武士ですよ。切られるとわかっていても背中を向けられない。背水の陣でも踏ん張っている」(本文抜粋)

地方で定点で興すまちおこしって結構キャリアがものを言う

白澤は地域でDX関係の仕事をしていて実家は地元で仕事をしていますが、いざ地域で何かことおこしというのをしようと思うと、意外と地域って地元の名士とか地主とか縁故がしっかりと残っています。更にDXなど含めですが新しいことを地域にひろげるというのは、時間もかかりますしキャリアがないと話しをきいてもらえないというのが事実です。よかれと思って話したことも、「専門家からのアドバイス」「名士からのおすみつき」「若い子のアイディア」「地域の市民からのクレーム」色々なタグがついて解釈されます。このタグをいかにポジティブなものに、いかに上位に上げていくかで人の解釈は180度変わったりします。

ちなみにここで話しをしているキャリアは所謂組織の役職ということではなく、自分がやってきたものの成果という意味合いが強いと思っていただけるとわかりやすいと思います。

少し話が変わりますが、最近全国で有名な地方創生、まちづくり関係の事例をみさせてもらっていますが、地方だからと侮るなかれ全国でもトップクラスのプレイヤーが地域で自分の畑を耕しているんです。(本当の畑じゃないですけどね。自分の専門という意味での)それこそどこでもやっていけそうなキャリアを持った方々ばかりでした。

何かを始めないとキャリアにならないのに、キャリアがないとできないの?

「〇〇=白澤美幸」というキャリアができないと話も聞いてもらえないし、本気で地方創生なんてできないってこと?でも何かを始めないとキャリアってできないんでしょ?
矛盾だらけに聞こえますが、それだからこそ目の前でできることからこつこつと。なのかなと思っています。
自分の原資を棚卸しして投資をしていく感じです。棚卸しに関しては以前のnoteで解説させてもらったのでこちらを

私がどこまでいけるのかで地方の可能性がわかるんじゃないかと思った

日本のある地域に住んでいる普通の、性別で言うと女性ですよ。8年前は特に。特別な技術があるわけでもなく一つだけ持っているのは「いまよりすこしいいまちにしたい」という想いそれだけだと思います。

今、私についている肩書きはその想いに対する期待だと思います。期待している方々、組織からつけてもらっているものでこの本の執筆もですが私がどこまで行けるのかどんなキャリアになるのか、それ自体が地方の可能性指針になるなと最近考えています。

「白澤、本を出す。」というステップを踏んだその先はどんなことになるのか。
また次の機会にnoteでご報告できればと思っています!

それではみなさん、良い1日を!!

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