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夢を叶えるために必要なこと

「どうしてぐんぐん夢を叶えられるの?」

直接的であれ間接的であれ、そういう類の質問をよく受けるので、それについて考えてみたいと思う。

書く前にひとつ断っておくと、私自身の感覚としては、そんなにぐんぐん夢を叶えてきたわけではないし、今だっていつだってその途中にいる。

自分の体感より、外から見てる方がぐんぐん進んでるように見えるのかもしれないな、とも。

もちろん、夢が叶いやすくなってきたのは事実だし、スピードアップしてるのもそうだと思う。
ただ、これは、これまでコツコツ撒いた種が芽を出して花を咲かせてきたっていうことなんだ思う。

このことを考えていて、あ、これは私はやってきたなと思うことがひとつ浮かんだので、今日はそれについて書いてみようと思う。

それは、最近いろんな人から言われるグリップ力。やりたいことを逃さない力。

東京に住んでいた頃、元夫は仕事も忙しくほとんど家にいなかったし、いわゆるワンオペで子育てをしていたから、仕事を受けるためには、娘の面倒を見てくれる人を探すことが先ずやらなくちゃいけないことだった。

例えば、関西での撮影の依頼があった。内容は、どうしてもお会いしてみたい人。日帰り出張がギリギリできるかどうかのスケジュール。その頃娘をお願いしていた託児所は、早朝から夜遅くまで預かってくださるところだったから、朝7時に娘を預けて、新幹線に乗り京都へ。それから取材先をまわり、帰りの新幹線にまた飛び乗って、22時のお迎えに間に合わせた、ということがある。金額面て言ったって、このお仕事のギャラはいいとは言えなかったし、保育園に15時間預けたら託児代は2万円以上必要になる。それでも、会いたい人に会って、その人の発する空気感やお話の温度を肌で感じたいというその気持ちを優先させた。

なかなかこうまでして、やりたいことをやる人が少ないんじゃないだろか。色々な人の話を聞いていて思うのは、「夢を叶えたい」と言うけれど、実際その夢を叶えるためのファーストステップが目の前に来た時、いろんな理由をつけて踏み出さない人が多い。「次回」なんて、いつもないのに。お金がない?このチャンスを投資だと思って、成長した自分で稼げばいい。時間がない?本当に人生を変えたいなら、時間なんてつくれる。つまりは優先順位。夢を叶えたいと言いながら行動しないのは、結局のところ夢なんて叶えたくないんだと思う。

私のまわりには夢を叶えてる人がたくさんいる。
そのみんなに共通してるのは、やるときはやる、それだけ。


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