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すわこさん

すわこさんと出会ったのは、もう10年も前のこと。私はフォトグラファーではなくて、すわこさんも心理カウンセラーではありませんでした。英会話学校で同じクラスだった私たちは、ふたりとも新婚で、職はなく、子どももいませんでした。田舎の小さな町で圧倒的な自由時間に翻弄され、暑く気怠い昼下がりに喫茶店へ行き、ピッチャーのように巨大なグラスでアイスコーヒーを飲んだり、おしゃれなレストランに足を踏み入れては、単調な毎日の中でささやかな刺激を見つけていたのです。

あの頃、私は、何者でもなく、生きがいもなく、ぽーんと放り込まれた、ただただ安心であたたかく自由な日々(今から考えると、なんてありがたい日々だったんだろう!)に、恐れを抱いていました。

「私にはなにができるのか」
「これから先どうやって生きていったらいいのか」

あるものに目を向けず、ないものを探しては、自分を追い込んで。自分の命をきちんと燃やしたくて、でもどうしたらいいのか分からなくてもがいてもがいてもがいて。

それでも、あの日々がなければ、間違いなく写真の道には進んでいないでしょう。

その頃から、メールやおしゃべりを通して、すわこさんのユーモアセンスが大好きだった私は、勝手ながらその才能を活かしてほしくてたまらずにいました。ライター募集を発見すれば、迷惑も顧みず送りつけたりもしたし、とにかく、すわこさんの文章をもっともっと多くの人に読んでもらいたかった。一緒に何かできたらと思っていました。

人にはそれぞれのタイミングがある。
今はそれがよく分かります。
私は、私自身の焦りをすわこさんに投影して押し付けてしまっていたのかもしれないなあ。(ごめんね、すわこさん!)


すわこさんは今、その卓越したユーモアセンスと心揺さぶる心理描写で、濃いファンに慕われるブログを書いている。そして、ブログセミナーを開催すれば、東京に限らず地方でだって、あっという間に満席になってしまう人気ぶりです。

そのすわこさんが、「私がブログセミナーをするわけ」という記事を書いていて、それを読んだ私は「はて、私の今の夢はなんだろう?」と考え込んでしまったのです。

「言うのが怖いことこそ、本当の夢」
そんなことを聞いたことがあります。
フォトグラファーになることは、怖いと思ったことがありません。それに、私の軸にある叶えたい何かを形にするための手段として写真を選んだんだという気持ちがあります。

じゃあ、私の心が望む、軸の部分ってなんだろう?

そう考えると、これまでチラチラ浮かんでは形にせずにいた、ひとつのことがふわり頭をよぎりました。

◎女性の毎日がキラキラ輝くための場をつくること

すわこさんと会った頃の私のような女性の背中を押してあげたい。踏み出す勇気を持てば新しい世界が広がっていることや、新鮮な発見や新しい価値観を得る楽しさを伝えたい。それは夢に向かって大きな一歩を踏み出すのでもいいし、日常生活の中で小さな楽しみを見つけるのでもいい。

物理的なスペースという意味では、この願いはまだ叶っていないけれど、撮影や文章を書くお仕事、イベントなどのリアルな場でやっていることは、全てここに繋がるのだなあと思います。

時が経ち、今私はフォトグラファーとして自分の「好き!」をヒントにして仕事や暮らしを紡いでいます。
そして、すわこさんは、すわこさんの道を力強く、でも軽やかに歩んでいます。

そんな私たちが、今また共に過ごす時間をつくることになりました。今度は、自分たちの持てる力をフルに使って。


【あなたのそのままの美しさを受け取る ヘアメイク&プロフィール撮影会】
☆満員御礼☆

日にち:10月9日(祝•月) 
時間:10:30-15:30(開場10:20)
場所:長野県塩尻市のモダンな施設内(別途ご連絡)
持ち物:ドキドキワクワク
人数:4名様(女性のみ)
参加費:31,000円

心理カウンセラーまつだすわこさんによる
「自分の素晴らしさを受け取るワーク」

イメージコンサルタントの保坂麻衣子さんによる
「あなたに似合う感動ヘアメイク」

そして、私がひとりひとりのその人らしさをそのままうつす、ポートレート撮影をさせていただきます。

詳細・お申し込みはこちらからどうぞ。
https://peraichi.com/landing_pages/view/1009profile


(すわこさん、麻衣子さんとご一緒させていただける素敵な時間を設けてくれてありがとう。それぞれのできることを持ち寄って、素敵な1日を創ることができるなんて。こんな日が来ること、昔の私に伝えてあげたい。)

このnoteは、何取り柄もなく平凡なOLだった私が「自分らしく生きたい!」と思い、自分の心にフィットする生き方を模索し続けている、日々の記録です。女性ならではのライフステージや環境の変化にぐらぐら振り回されてしまうのではなく、自分の心の声に従って自由自在に働きかたや暮らしを調整しながら生きたいと思っています。今では、大好きな写真を撮ったり文章を書いたりして、私にとっての”ちょうどいい”を大切に暮らしています。

webマガジンや雑誌などに撮影&執筆をしています。
お仕事の実績はこちらをご覧ください。
清水美由紀 portfolio site
http://www.miyukishimizu.com


いつも読んでくださって、ありがとうございます! いただいたサポートは、新しい働きかた&暮らしかたを模索する実験に使います。