指の間をさらさらと流れ落ちてくのは記憶(2020/6/15-21の日記)
2020年6月15日(月)春先に蒔いたパクチーの種。今は5cmくらいの高さになり、少しづつ葉を摘んで食べようかなという頃。鉢の縁に蟻と蜘蛛がいる。蜘蛛は縁の真ん中に居座り、蟻の行く手を阻んでいる。蟻は蜘蛛から逃げたり、回り道を探したり蟻同士で触覚を触れ合いながら何かを伝えている。
それを見た娘は、枝を拾い、蜘蛛をどかした。「これでありさんとおれるね」と。どうやら私たちの心の中には、弱い者を助けたいという気持ちがセットされているみたい。もしくは、自分が感情移入したいと思う、ど