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欲求のワーク

お立ち寄りいただきありがとうございます。
人の持つ欲求について深掘りしたい方に向けて書いています。


はじめに

何か問題や課題が目の前にあるとき人は無意識ですが、相手に変わって欲しいと願う生き物です。あるがままを受け入れるワークとして取り入れてみてください。
まず、ノートを準備したらスタート!

人間の欲求の種類について

① 自己超越欲求
② 自己実現欲求
③ 尊重と承認の欲求
④ 所属と愛情の欲求
⑤ 安全の欲求
⑥ 生理的欲求

欲求は全文で①〜⑥まで欲求の種類があるとされています。欲求が満たされるごとに⑥から順い上に上がっていく形となり、①を満たすと欲求が満たされた状態になると言われています。では、⑥の欲求から説明していきます。

生理的欲求とは

食欲が満たされるかどうか、生存に関わる欲求が生理的欲求になります。
例えば、内戦地域や途上国の一部などはこのような状態が今でも当たり前であるとされていおり、小学校に行かず家業を行い家計を支える子どもも少なくありません。また、学校に行っても給食費を払えない家庭が多く食事の時間になると校庭で過ごす児童もいて、その様な生活をしている世界もまだあります。日本は食品ロスをするほど食べ物を2700万トンも破棄しているそうです。生理的欲求が満たされなければ次の欲求は当然ですが生まれません。

安全の欲求とは

衣食住のことを言います。雨風凌げる環境と排泄がきちんとできる環境、安全に寝ることができる環境、これは内戦地域や一部の途上国では十分な環境がないこともあります。食べることの次に守られる安全な環境はとても大事なのです。
寝る場所があっても戦争などで、いつ襲われるかわからない状態はもちろん安全な環境とは言えません。日本には四季があり季節によって寒暖差もあります。他国でも地域によっては守られなければならないにも関わらず衣類がないというのもこの安全な欲求が満たされていない状態といえます。

所属と愛の欲求とは

他者との関わりで満たされるものです。家族や友人、恋人などの関係性から得る欲求です。家族や友人、所属する関係性は恋人や夫婦など愛を育むのに欠かせない領域といえます。親子愛の欲求が満たされないと愛着障害などの症状が出るケースもあります。成人を過ぎれば愛着障害とは言いませんが、大人でも症状が出ている方もいます。
愛情を学ぶ順番は、家族→友人→恋人→夫婦と言われており、夫婦関係が一番難しい課題とさえ言われています。

尊重と承認の欲求とは

地位、名声、自信、人望に関わる領域とされているものです。社会的地位や功績、努力したことへの評価など他者から受けることで欲求が満たされる領域とされています。人は、少なからず人の役に立つことで幸福度が上がる特徴があります。
誰かに必要とされたり、お礼を言われると嬉しくなるし、お礼を言った側も心が温かくなる感覚になり嬉しくなったりしますよね。

自己実現欲求とは

個人の才能、十分に開発利用する領域とされているものです。
精神的な本性に忠実にならなければいけない存在で自己充足するために掻き立てれた状態ともいえます。まさにプロスポーツ選手や、その道のプロになるために時間と労力を使い結果を求める欲求です。大半の人が血の滲むような努力をしてい獲得しているので、神の子や天才などと言われている人も夢中に取り組んだ結果なのです。プロは、スポーツ選手や華道家、書道家などに限らずその世界で結果を残した、努力した結果得た功績により自己実現欲求が満たされるのです。

自己超越欲求とは

自己実現欲求が満たされたのちに訪れる、才能は単なる預かり物としあらゆるものの中に神聖さを見出し宇宙に畏敬の念を抱く領域の状態といえます。ここは社会貢献をしたいと思う領域です。目の前の人だけではなく社会全体に影響を与えるような多くの人のために自分の才能を惜しみなく使うことができる領域です。

ひとことメッセージ

自己実現欲求について研究し続けたマズローは「相手を変えようとせず存在や本質を愛する」と記されているものもあります。つまり、自己実現の欲求は、他者がいることで成り立つものでもあるが、他者を変えるものではなくあるがまま自分に集中することが大事という解釈としても受け取れる。