繊細さん 褒められないとやる気が出ない 何か言われると思うと手が出せない 感謝されないことはやりたくない

これやってもどうせ褒められないんだろうな、と思うと全くやる気が起きません。正確にはそういう類の「やらなきゃいけないこと」っていうのがあります。実際は「やって当然」「出来て当然」(という概念がある)(ちーーーーん。)(やりたくないな)(こんなこともできない自分)(ネガティブのループ)・・・。

例えば、今の私の場合↓

①夕飯づくり
②各所の掃除
③洗い物(拭いて片付けるまで)
④子育て
⑤家計簿

もうね、ほんとやりたくないんですよ。正確には、やったらめちゃくちゃ褒めてほしい。ただの「ありがと。」とかじゃ満足できない。でもね、「これやったの褒めてー!」って言うには、妙なプライドが邪魔をして。「これはやって当然やろ」という自分もおり、「こんなんで褒めてほしいとか、自分レベル低っく!!」みたいな。完全にめんどくさい自分と戦って無駄に消費してる、、、。

ただ現実問題として、「やらなければならない」「やりたくない」が拮抗している状態、めちゃくちゃ消耗している。これ、ポケモンでいう「どく」の状態。この状態でいる限り、消耗し続けて、最悪の場合、死に至る(大げさだけどほんと)。

これを解決する方法を考えてみます。

まず、やれるなら、やろう。これがいちばんの解決策。しかし、それが出来たらこんなことになってない。なのでここはとことん考えてみよう。

何のためにやるか考えてみる

私の例でいうと

夕飯づくり→誰かのためでもあり、自分のためでもある夕食作り。本来褒められる類のものではないことはよくわかる。しかし、自分のためだけならともかく、一緒に食べる(もしくはあとから同じものを食べる)人の分も自分が作っているとなると、当然「ありがとう」じゃ足りなくね?という、なんとも卑しくあさましい感情が湧いてきます。割と人間性に関わる根深い問題なのではないでしょうか。・・・・と、こんなことを考えていては前に進めません。
私は褒められるために、感謝されるためにやっているのではない。

「自分と、家族の命を守るために、毎日ご飯を作っている」!!!!!!どーーーーーん

す、すごい使命感が湧いてきました。

美味しいごはんが食べたいから、とにかく丁寧に料理をしてみる」これも幸福度が上がります。ただし、失敗したときに落ち込んでしまうので、HPMP満タンの時でないと、若干リスクがあります。多少は失敗しても、ご飯を作っただけで自分は家族の命をつないでいるんだ、失敗は成功のもと!などと考えられれば、自分の心は守れます。※MP必須

作ってみたい」これも良いでしょう。自分がただ挑戦したい料理を作ってみる。「作ってみたい」だから、味は関係ない。「作ってみた」だけで満足できます。お菓子作りとかよく昔やっていた理由がよくわかります。失敗しても「ま、いいや」これめっちゃ素直に思えてた。今でもお菓子作るのは、失敗しても大丈夫なものだから。夕飯で一品失敗したら厄介ですが、お菓子はそもそも食べなくても良いものなのでね。

でも、せっかく頑張って作ったのに、何か言われたらどうしよう・・・。
例えば「塩味が足りない」「不味くはないけど思ってた味と違う」「」
私(繊細さん)は、もうこんな一言で心が折れてしまいます。自傷レベルです。笑えない生きづらさ・・・。

一生懸命作ったのに、褒められないどころか、何も言われない以上に、ダメ出しを受けるかも、、、こんなことを考えると食事を作ろうと思った時点で拒絶反応が出てくるようになります。

健全な考え方をするのであれば、「次に生かそう」
でも、自分にとっては納得の味付けだったら?「味は自分で調整してね」

もう、これしかないでしょう。味の好みが異なるのはどうすることもできません。相手だけが食べるものを作っているなら、相手の好みに合わせれば良いですが、自分も食べるのに、相手の好みに寄せて作るなんておかしいよね。自分がどれくらいしょっぱいと思ったら相手にとってちょうどいいか?なんて、わからん。無駄に傷付くのはやめよう。誰も悪くない。多分。

つまりこれ、何のためにやるか?の時点で、「相手に喜んでもらうため」となったらもう、褒めらるまで、満たされない、どうせ喜んでなんかもらえない、となったら死亡。ゲームオーバー。

だから、やる気が出なくなった時点で、方向転換するしかないんです。だって、「どうせ褒められないならもうやりたくない」ことに格下げされちゃったことだから。

心に余裕が出てきたら、もう一度「相手に喜んでもらうため」に、チャレンジしてみよう。

さて、考え方のコツは掴めてきました。

各所の掃除→完全に自分が気持ちよくなるためでしょう。それ以上のことはやめましょう。掃除は気分が良くなります。あとは私は虫が家に出てくるのが嫌なので、虫が出ないように掃除をします。掃除をしないと虫が出るかも、と思ったら、やるしかないです。冬はサボりがち。

洗い物(拭いて片付けるまで)→②掃除と同じです。やりたくないけどね。「やったら気持ちいい」これを胸に、やりましょう。あとはね、極力洗い物出さないことです。むずいね。料理するだけでむずいのに、なるべく洗い物出さないようにって考えながらやるのすごくハイレベルです。私には。今まだ試行錯誤してますよ。どうしたら少しでも楽になるか。

④子育て 深い。テーマが重い。こんな一項目で取り上げるもんじゃないよ。でもこれよく考えてしまうんですね。言いたくないのよ、「歯を磨きなさい」とか、いちいち。こんなことが、私、嫌なのよ。こんな程度のことです。私が嫌なのは。責めてしまうよね。自分を。言う自分も、その言い方も、言わない自分も、正解がないですし。繊細さんやりながら子育てってハードすぎるよ。いや別テーマで設けようよ。、、でも根本は同じ(なはず!)。感謝されるとしたって、何年先ですか。小学生に、「歯磨きしなよ」って言って、「言ってくれてありがとう」なんて、言われますか。何年したってされない可能性の方が高いよ。結局虫歯になったらなったで「あんなに言ったのに」か「私が言わなかったから」とかなるよ。一生懸命やったって、感謝なんかされない、私がそうだから、よーくわかる。じゃぁ、どうするか。何のためにやるのか。もちろん感謝されるためじゃないよ。親って何のために親やるの。「子どもの命を守る」「子どもが一人で生きていけるように育てる」それは親鳥が雛鳥に餌をやり、敵から守り、餌の取り方を教えて、飛び方を教える、それと一緒。

歯磨きの仕方、わかるまで教える。ご飯の作り方、作れるようになるまで教える。生き方、死なないように教える。これだけよ。いいじゃない。感謝?されないよ。ただ子どもが成人したとき、一人で生きれればいい。虫歯になったら一人で歯医者に行けるように、そういうことを教えてやればいい。愛情なんかなくたって、人は死なないよ。人間には天敵がいない。病気にならない食習慣、生活の仕方、自分の養い方、子どもに身につけば、それでOKよ。あいつが死ななきゃいいの。

やはり長くなってしまったので、一旦終わります、とにかく、やりたくない!に対して、入り口は「何のためにやるか考えてみる」。目的を達成出来れば良いわけで、褒められなくたっていいじゃない。そう思って取り組みましょう。

繊細さんとしては、ではこんなこと言われて傷付いちゃったらどうするか?ということも重要なので、そっちも対策していきたいと思います。

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