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次女の秘密

昨日、次女について書いた。


しかし、どうしても書けない事があった。すぐに書くつもりはなかったのに、書かなければならない事が、今起こっている。


娘は、しっかりとした考えを持ち、夢や目標に向かってきた。兄を亡くしてから、看護師になる決意をし、学びや実習で忙しい。あと一年で卒業だ。

最近は私と娘との関係も良好だ。

娘は、セラピストと毎週話し、服薬もしている。
かなり強い薬で、副作用で生理が止まってしまった事もある。

そんな事も、やっと話してくれるようになった。

でも、娘は心の奥を私には見せてくれない。

彼氏によると、過去にもこの様な発作はよく起こり、その度に、娘は親には絶対に言わないで、と言ってきたらしい。

数ヶ月前、家族で集まった時、その発作は起こった。娘は部屋に閉じこもり、発作を彼氏以外の人には、見せたくない、と言った。彼氏は娘を説得して、私に知らせてくれた。

娘の垂らした前髪の奥の額は、瘤ができて、赤く腫れ、血が滲み出ていた。私は、娘を抱きしめ、娘の痛みに気付かずにいた自分を詫びた。心配させたくない、なんて思わないで、何でも言って、お母さんなんだから、と言って、二人で泣いた。

ただ、発作について、あまり詮索されたくなさそうな娘に対し、心配し過ぎる母親になりたくも無かった。

たとえ、自分の子供でも、心の傷を癒やすのは、

難しい。

ウザい、関係ない、と言われても、しつこく発作について聞いたり、話したりした方が良かったのか?


1時間後、娘から電話がある。


娘と1時間ほど、話した。

兄の存在がどれほど、娘にとって大きなものだったか、理解した。

そして、大きい方の兄と娘の彼氏との、折り合いが悪く、疎遠になってしまい、娘は二人の兄を失くした。

次女の悲しみの理由が分かり、

寄り添う事が出来て良かった。

長男とは未だに絶縁状態が続いている。


今日は、私の家族の、負の部分を、
恥ずかしげもなく
書いた。

クリエイティブに生きる為に
負の部分にも光を当て
言語化して、見える形にした。

今日も、勇気を持って
真実に生きたい。

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