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インテリアコーディネーターヒストリー2

専攻は生活造形学科織物
最初から4年制は全く視野になく
早く働きたかったので
迷わず短期大学部を選ぶ。


何と部活に入る!


中学、高校と部活をやりきれなかった
後悔があり

新入学歓迎会で披露された
「マンドリンクラブ」へ
入部することになった。


しかも楽器はマンドリンではなく
コントラバスである。


中学までピアノを習っていたので
譜面は読めるが

弦楽器に触れるのは初めてで
習得するまで時間が掛かった。

※指の皮が何度も破れ
皮が厚くなっていく。
そこから
楽器が弾けるようになる。

それまで関心のなかった
クラシック音楽に
惹かれるようになる。

「威風堂々」「カノン」
「細川ガラシャ」という曲を
1パートとして皆で
音を重ねることに喜びを感じた。


2年間という短い学生生活の中で
連日山のように出される課題と
マンドリンクラブ。

課題と仲間と先輩と満員電車と
徹夜…私のベースになっている。

今思えば
「若さ」を謳歌した
まさに青春そのもの。


当時、大学の
文化祭であのアルフィーが
来て演奏するとなり


ものすごく
騒ぎになったのも記憶にある。
同級生には
沢田聖子さんがいる。


その頃のマンドリンクラブの
友人と昨年会って
母校に脚を運んだが
新校舎に隣接する母校は今も
一部残っており懐かしさが
こみ上げたものだ。

※今は
もうマンドリンクラブはなくなって
幻となってしまっている。

卒業の進路は不本意だった。


今だから話せるが
短大卒業時に就職先は
ウインドウディスプレィの会社を
検討していた。


実家の仕事を手伝うという
選択肢に否応なくなってしまう。


実際には
ここでかなり気落ちしていた。

他の世界を一杯見てみたい!


20歳の夢見る女の子は
誰でもそう思う。

でも、幼い頃から
両親が身を粉にして働く姿を
みてきた。

商売をしている家に
育つという事は
ある意味
大変だと今も思う。

覚悟を決めて
家業につくことを決めたのだ。

働くのは大変!


それまで実家で
アルバイト経験はあるものの


実際に自分が
正式に働くという事は
やはり大変だった。


毎日規則正しく起きて
仕事をする。

私は帰宅後
爆睡していたようだ(笑)

その中で
住宅メーカーのカーテンの仕事や
縫製の仕事を手伝うなど

徐々に
仕事に慣れていく私であった。

本当の転機はこれからだった…続く!