2024-10-20(日)閃輝暗点
◉4日前10/16(水)、閃輝暗点が1日に3回も起きたのが心配で、脳外科のある病院に電話して、翌日10/17(木)に受診することにしました。
◉10/17(木)、検査の結果、頭部CT検査の結果、問題ありませんでした。
閃輝暗点自体は、偏頭痛や他の不調が起こらなければ問題ないとのことでしたが、今までにもコンサート中に閃輝暗点を起こしたことが多々あり、目も悪く全ての音を覚え挑んでいるので、今後、もし本番中に閃輝暗点が起きて楽譜が見えなくなった時、記憶も飛んで ちゃんと対応できなかったらと思うと不安ですと相談したところ、先生のお話を伺い、私が希望して偏頭痛予防のお薬を試すことにしました。
服薬初日10/17(木)と翌日10/18(金)は薬の影響が如実に現れました。
インデラル錠服用後30分、胸部に熱いものが生まれ、入道雲のようにムクムクと立ち登る内的エネルギーが立ち所に巨大化し私の内側に留まることをしません。
しかし、この現象は長続きせず、数時間後には目に見えないそれがサラサラと崩れてしまいます。私はその砂嵐の後のような虚無感を受け止めなければなりませんでした。
全ての現実的な記憶までもが一緒に崩れ落ちてしまい、どうにもならない感じでした。一緒に崩れ落ちた「わたし」が居なくなった体に私というものが元々存在していたのかどうかさえ不確かになります。
あゝ薬に頼るとはこういうことか…というセンテンスが脳裏を過ぎりました。
◉昨日10/19(土)の朝起きた時は前の晩に飲んだ薬の影響が皆無でしたが、朝の薬を飲むと、1時間経たないうちに酷く眠くなり一日を布団の中で過ごし、気がつくと夜になっていました。
一生分の疲れを回復するのにはこれが役立ちそうですが、言わせて頂けば、また次の薬を服用した後にも、ご遺体同然に長い時間を過ごすのであれば、人として生きていたとは言い難いと感じました。
残り少ない年寄りの余命の過ごし方としては如何なものでしょうか?
しかし、今、この薬で治療しなければ、残りの人生を、これまで以上に未病のまま命を全うする、或いは、私の中に眠っている多くの未病が次々と発病して早死にすることになりはしないか?とも思えるのです。想像したくありませんが…
ですから、様子を見て自分で決めるしかありません。自分の体ですからね。
少なからずも、やってみなけりゃ分からない事にぶち当たるのは医師も患者も同じなのでしょう。患者の体質が一人一人異なりますからね。
まあ、先が分からないからこそ、興味深く生きられるのかも知れないですが💦
◉今日は日曜日10/20(日)、否、ここのところ毎日が日曜日のようでした。
だからこそ、日曜くらいは音楽家らしく過ごしたいと強く願っています。
そして、お昼になりました。閃輝暗点がいつの間にかピタッと止んでます。
効くようですね。体も薬に慣れました。これで安心して音楽に没頭できます。
その前に、家の中を片付けて掃除しなくちゃです~😅ありゃりゃ〜