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ゆのみ#5【ひとりで生きていくということ】

「悩みって、そりゃ50歳になる息子よ!
まだ結婚してないんだから。」


80歳代のおしゃれなご婦人が、悩みはありませんか?の私の問いかけに答えました。


50歳を過ぎる息子が一向に結婚しそうにないし、結婚しなくても暮らせると言っているけど、この先のことが心配で心配で死ねないと言います。

そして
「結婚させるのに、いい方法はない?」と言われました。
(結婚相談所みたいになってきた…)

結婚はタイミングだと思うし、相手がいないことには始まらないですよね。

でも結婚が面倒くさく思っている人に
こう尋ねてみてください。


「あなたが年を重ねて病気になったとき、親身になって介護してくれそうな人はいますか?」


これを言うと、結婚相手の方に「介護のために結婚するわけ?」なんて怒られちゃいそうですけど、遅かれ早かれ、すべての夫婦が経験することです。

結婚しなくても税金を払っているんだから行政が面倒見てくれるでしょ、と言われる方がいますけど、この少子高齢化の時代、介護業界だって人手不足です。

行政が、独り身の高齢者に対して十分な介護ができるとは思いません。

そんなとき親身になって話を聞いてくれるパートナーが近くにいてくれたら心強いじゃないですか。

とはいえ、
一人が気軽でいいという人の気持ちも分かります。

そういう方は、いまからマネープランを立てて、介護状態になった時に保険で賄えるようにしたり、認知症になる前に自分の財産を託せる人を見つけて契約したり、自分が亡くなった時に納骨をお願いできる人を探さすことをしましょう。

ひとりで生きていくなら、自分の将来を見据えて困りそうな問題を今から解決していくことが大切です。

終活って高齢者だけのものではないのです。

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