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まずはじめにピアニストとして自己紹介

こんにちは。
ピアニストの丸山美由紀です。
といっても、全国に名前が知られているわけではないので、簡単に自己紹介をします。

生まれは富山県。
地元の普通科高校を卒業と同時にいきなり音楽の都ウィーンに留学しました。(その経緯は長くなるのでいずれまた…)
それまでピアノのレッスンはプライベートで良い先生についていましたが、学問としての音楽の基礎はウィーンの大学で初めて勉強し始めました。
最初はドイツ語がまったく分からず、授業ではたくさん恥ずかしい思いもしましたが、その経験のおかげで何事にも打たれ強くなったと思います。
演奏の方は、アレクサンダー・イエンナー教授という厳しくも温かい人柄の先生に師事しました。尊敬するこの現在91歳の先生とは今でも頻繁にメールでやりとりしています。

21歳で大学を卒業して一旦帰国し、しばらくは東京で演奏活動を試みましたが、一年も経たないうちにまたウィーンに戻って大学院に入り直しました。どうしても勉強し直したくなったので…。
その後数年頑張って2000年に無事修士を取り、2002年に帰国。
現在は故郷の富山にて活動しています。

…という感じで、音楽歴だけを公式プロフィールから少しざっくばらんに書き出してみました。

そもそも演奏家のプロフィールって、分野外の人にはわかりにくいですよね。
外国の先生の名前や共演者の名前、コンクールの名称などカタカナが並んでいて。その人物がどれくらい凄いのか、そのコンクールがどれほど権威のあるものなのか、同じ業界の人間でも分からないことがあります。

なので、私は基本的に経歴ではなく「今の」演奏でしかその人を判断できないと思っています。
いつだって、演奏は一期一会。
例え過去がどんなに輝かしいものであったとしても、今、誰に、何を伝えられるかが最も大事なはず。(そもそも、私自身にそんな輝かしい過去はありませんけれども…)

というわけで、自分自身も日々アップデートしなくてはいけないと、生まれ故郷の富山の片隅で、もがき続けています。

…が、そんな中で降りかかったこのコロナ禍。

一期一会の演奏会ができなくなりました。

さらに、家族に思ってもみなかった事態が生じて、生活が激変しました。

人生には3つの坂があるとよく言いますね。上り坂、下り坂、そして「まさか」。
誰もが、このコロナ時代の新しい生活スタイルに戸惑う中、私は「まさか」の生活に突入することになりました。
日々慌ただしく、余裕などこれっぽっちもありませんが、せっかくなので記録を綴ることで気持ちを整理していきたいと思います。

拙い文章ですが、よろしければどうぞお付き合いください。

丸山美由紀

公式サイト http://miyukimaruyama.main.jp

YouTube  http://www.youtube.com/user/camelconcert

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