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十三代目市川團十郎白猿、八代目市川新之助誕生

西暦2022年10月 31日(月)
旧暦神無月七日
霜降
霎時施 (こさめときどきふる)
秋土用12日目

令和4年10月31日
十三代目市川團十郎白猿
八代目市川新之助
時代が幕を開けました。

歌舞伎座にて、執り行われた
十三代目市川團十郎白猿襲名披露記念
歌舞伎座特別公演に参加して参りました。


歌舞伎座は
『満員御禮』の垂れ幕と、
祝樽には『大入』のお札が、
飾られました。


能楽の観世流による、神々しい
『神歌』
門出を祝い上演される特別な曲だそうです。
能楽は歌舞伎でほんの少し聴く程度ですが、
今日の舞台は吸い込まれるように聴くことが出来ました。

そしてついに、
『顔寄せ手打ち式』
興行の取り決めが定まったしるしに手を締める古くからある行事だそうです。
舞台上の100人近くの歌舞伎俳優さんの並ぶ姿に、観客のどよめきも。
手締めは観客も一緒に一本締めでした。

続いて、
『襲名記念特別映像』が流れると、
歴代團十郎と新之助の写真と映像に観客からは歓声とため息と拍手が。

最後は
『勧進帳』
題名だけは聞いたことがある方も多くいらっしゃるかと思います。
主役の武蔵坊弁慶を新團十郎丈が演じ、
弁慶の主君源義経を人間国宝である坂東玉三郎さんが、
弁慶と対峙する富樫左衛門は同じく人間国宝の片岡仁左衛門さんが演じると言う、
歌舞伎ファンにとってとても豪華な配役となりました。

お写真がわかりやすいニュースがありましたので、ご興味有ればご覧ください。
👇
https://www.asahi.com/articles/ASQB07365QB0UCVL01B.html

歌舞伎座の外も中も襲名披露のお祝いムード一色です。


襲名披露公演は
秋土用明けの立冬の11月7日から。

日本の伝統文化を改めて楽しみ学べる機会に触れられることに感謝です。

感激の観劇となった1日でした。

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