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母の施設からの電話

母の施設からの電話


認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

本日は
旧暦水無月廿七日(立秋・寒蝉鳴)
西暦2020年8月16日


母の施設から、電話連絡がきます。

最近はケアマネージャーさんとのやりとりをメールにしているので、
差し入れているものの在庫数や、母の体調などは、メールで連絡がきます。

施設からの電話は、往々にして何かトラブルが発生した時。

転んで怪我をした。
お風呂に入っている時に傷を発見した。
誤嚥をしてむせこんだ。

その場の処置で何事もなく終わったことでも、細かく連絡がきます。

救急車で運ばれた時の電話もあります。

ですので、電話がなった時はとてもドキドキしてしまいます。

日曜日の午前中に電話がなった時にも、一瞬ビクッとしてしまいました。

今回の電話は、

月に一回服薬している、骨粗しょう症の薬絵飲ませ忘れたという連絡でした。

骨粗しょう症のくすの飲ませ方は特別で、

起床時に空腹の状態で飲み、その後30分から新しいお薬は1時間、水以外のものを飲んではならず、
上半身を起こした状態でいなくてはなりません。

お薬の特性として、食道にくっつきやすく、食道に炎症を起こすことがあり、
また、水以外のものを飲んでしまうと、お薬自体の吸収悪くなってしまうからです。

はじめは、毎日飲むお薬だけでしたが、週に一回、月に一回の服薬して、効果が続くお薬も出てきました。

母は、大腿骨を骨折して以降、注射薬の投与を約2年経て、月に一回のタイプのお薬の服薬を続けています。

今回はその月に一回の薬を飲ませるのを忘れたという連絡でした。

電話が鳴った時には思わず『ビク』ッとしてしまいましたが、内容を聞いてすぐに

『あ、それでしたら明日飲ませていただければ、、、』
と薬剤師としての回答が口をついて出てしまっていました。

すでに、訪問診療の医師から明日飲ませるようにとの指示を受けているとのこと。

週一回、月一回のお薬は、飲み忘れたら次の日に飲んでいただくというお話は、よくさせていただくのです。

母も次の日にチキンと飲んでもらいたいものです。

細かいところにまで、キチンと報告してもらえるのでありがたいことです。


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