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マクロビアン薬剤師 マスクの着用について考える

マクロビアン薬剤師 マスクの着用について考える


認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

調剤薬局での仕事は、マクロビオティックとは程遠い世界。
扱うものは『薬』

わたしはそれを、マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えに当てはめて考えています。

本日は
旧暦文月一日
大潮
立秋
蒙霧升降
西暦2020年8月19日
獅子座の新月


新型コロナウイルス感染症の予防対策として、マスクの着用が言われて久しくなりますが、
8月に入ってからは、熱中症対策との兼ね合いで、その意味と意義が問われることが多くなりました。

そもそも『マスクの着用』にはウイルス感染症の予防というよりも、

知らない間に感染しているかもしれない『感染症』を自分からうつさないため、
咳などの症状があるときには、唾液などの飛沫を直接的にしないため、
もしくは、直接的に飛沫を浴びない(ウイルスというより唾液などの飛沫物質)ため、
もしくは、単なる安心のため、
であることが大きいです。

冬場で空気が乾燥している時期で有れば、
呼吸する空気が少し温まったり、湿気を帯びたりして、呼吸が楽になりますが、

温度も湿度も高いこの時期では、
体温を上げて、呼吸を苦しくさせることにより、
屋外での活動中のマスク着用により、熱中症のリスクが高まることが危ぶまれます。

実際、マスクをつけて昼間に移動し、建物の中に入った直後に体温測定をしますと、
普段よりも0.5度ほど高くなります。

果たして、そのマスク本当に必要でしょうか!?

通勤電車の中では、マナーか、エチケットかで、マスク着用を促されますが、
ご自身の体調や、その時の状況で自分自身を自分が守るために、マスクの着用の仕方について、
今一度考えた方が良いかもしれません。

マナーとしてのマスクを意識するのであれば、
電車に乗っている時は、ガーゼハンカチで口や鼻をすぐに覆えるようにするであるとか、
おしゃれマスクのようなフェイスシールドをするであるとか、

マスク、マスク、マスク不足が叫ばれたほんの3ヶ月前に比べて、
多種多様なものが出回っていますので、今一度、自分に適したマスクスタイルを選んでみてはいかがでしょうか?

手持ちの扇風機、首掛けの扇風機、使っている方も増えてきているようです。

周りに人がいなければ、マスクをしないことも『あり』なのではないでしょうか。

熱中症対策と新型コロナウイルス感染症対策の上手な折り合いをつけていきたいものです。


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