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秋土用に入りました。

西暦2022年10月 20日(木)
旧暦長月廿五日
寒露
蟋蟀在戸 (きりぎりすとにあり)
土用の入り

今日は秋の土用の入りです。

暦の上では冬が近づいています。

陰陽五行説では、
春は木、夏は火、秋は金、冬は水となっており、
土が残っていました。

そこで、
四季のそれぞれの終わりの18日間を、『土』に当てはめ
『土用』としています。

これにより、一年は約73日ずつ、五等分されています。

10月20日からの18日間、11月7日に立冬を迎えるまでが、
秋から冬への繋ぎの『秋土用』となります。

『土』は『ものを変化させる作用』をもつと言われており、
『用』には『働き』という意味があります。

季節の万物は土用によって変化し、次の季節へと橋渡しされていきます。

土用の時期は、

◉土を動かすこと(土いじり・草刈り・地鎮祭・井戸掘りなど)
◉新しいこと(転職・就職・結婚・新居購入・開業など)
◉場所を移動すること(旅行・引っ越しなど)

はしないほうが良いとされています。

それは、
土用は季節の変わり目。

体調も崩しやすく、気持ちも不安定になりやすくなることによるものも大きいようです。

土用期間中には『間日』(まび)と呼ばれる、
土公神どこうしん(土を司る神様)が土を離れて、天上界へ行く日があります。

間日には土いじりをしても大丈夫とされているそうです。

秋土用の間日 は、
10月21日、10月23日、10月25日、11月2日、11月4日、11月6日

日本古来の風習をしり、それをなぞるのも一幸です。

いずれにしても季節の変わり目です。

秋から冬への季節の移動は特に気をつけるのは『乾燥』

皮膚の乾燥、気管支の乾燥、これからの季節には十分気をつけて、

しっかりと食養生をするとともに、静かにゆっくり穏やかに過ごしたいと思います。

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