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マクロビアン薬剤師の休日 スポーツの日 晴れの日

マクロビアン薬剤師の休日 スポーツの日 晴れの日

認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

調剤薬局での仕事は、マクロビオティックとは程遠い世界。
扱うものは『薬』

わたしはそれを、マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えに当てはめて考えています。

本日は
旧暦水無月四日(大暑・桐始結花)
西暦2020年7月24日
スポーツの日

今年の祝日は、東京オリンピックのスケジュールに合わせて、
海の日、スポーツの日(旧体育の日)、山の日をずらして、
開会式前後と、閉会式前後が連休になるように法律の改定が行われていました。

(オリンピックの延期を踏まえて、来年も同じように変更されるようです)

医療の仕事は、カレンダーの赤い日は関係なく行われていますが、
組織に所属していると、シフトによって決められた休日はあるのものです。
大きい組織の中で、ある程度自由が効く立場での仕事を選んでいるので、
休日も選び放題と言うと語弊がありますが、希望通りのお休みはいただけています。

今日も仕事はお休みです。
本来であれば、オリンピック開会式。
もしかしたら、薬剤師として参加出来ていたかもしれないなとも思い、
自分の中で『晴れの日』と位置付け、お祝い気分で、『お寿司』をいただきました。

『晴れの日』の『晴れ』は、『晴れ舞台』『晴れ着』などの言葉にも使われる、
元々は、『折り目』『節目』のことを指します。

すなわち、年中行事や儀礼やお祭りなど、非日常のことを言うのです。

日本での、晴れの日としての最も大きな節目は、お正月とお盆。
また、そのほかの年中行事もいずれも神様を迎えて、災を払い、豊作を祈る日とされていました。

晴れの日には、その日のために用意した特別な着物を着て、
その日のための特別なお料理を神様に供えます。

神様の力が宿ったお供えのお料理を、家族やご近所の人たち皆と感謝しながら分かちあって味わい、
日常生活をの中で失われていったであろう、体力、気力を補って、回復させるという大切な意味があったそうです。

現代のように、食べ物や、物質が少なく、選択するものがほとんどなかった時代には、
普段は食べることにない、ご馳走を味わうことができる晴れの日を、
人々はとても心待ちにしていたのでしょう。

マクロビオティックな生活は、そんな心を持ち続ける大切さも教えてくれます。

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