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マクロビアン薬剤師の一日 出勤から休憩まで

マクロビアン薬剤師の一日 出勤から休憩まで


認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

調剤薬局での仕事は、マクロビオティックとは程遠い世界。
扱うものは『薬』

わたしはそれを、マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えに当てはめて考えています。

本日は
旧暦水無月廿ニ日(立秋・涼風至)
西暦2020年8月11日


私は薬剤師としてのキャリア30年を超えました。

現在は、大手チェーン薬局のラウンダー(応援専任職)として、
都内23区内で、応援要員として、各店舗を巡回する薬剤師として働いています。

多くの薬剤師や薬局スタッフの方と関わって、自分が今まで培ってきた薬剤師としての生き方や、
これからの調剤薬局のあり方などを一緒に考えていきたいと思い現職についています。

今日は日々の薬剤師として働く日常を時系列を追って、自身の過ごし方をご紹介2日目

今日は、出勤から休憩まで

仕事に入る時、まず自分の立ち位置の確認をします。

その店舗での立ち振る舞いかたの確認です。

入ったことのある店舗では、ある程度判断ができますが、細かいことは都度確認する様にしています。
いちいち聞いていては、時間のロスになるので、入力されてくる処方箋の確認(監査)をしながら、
データー入力の様子で確認をすることが多いです。

また、お薬の在庫の様子は合間に棚を見ながら確認します。

お薬を処方箋通りに棚から取り出す作業は、いまは非薬剤師がやっても良い行為として認められているので、
処方箋通りにお薬を集める前に、処方箋の記載に薬学的に不備がないか確認します。
処方箋通りにお薬を集めた後は、もう一度処方箋の記載が薬学的に不備がないかを確認しながら、
お薬を袋に入れていきます。

また、日本の国民皆保険制度に則って、その処方箋が健康保険の適応に即しているかどうかも確認しています。

日本の医療のお薬による治療において、その『治療薬』を決定するのは『医師』のみと定められています。

しかしながら、その決定された『お薬』は『絶対』ではなく、その使われ方に間違いがないかを確認して、
少しでも外れているのではと疑問を持ったら『疑義照会』をかけるのがわたしたち薬剤師の最も大切な役割の一つです。

それは、全国どこの薬局でも行われていることであって、人や場所が変わったからと言って、違ってくることはありません。

仕事が始まって、2〜3人の患者様がいらっしゃる頃には、その店舗の流れを把握して、自分の立ち位置を決めていきます。

お昼休みは1時間と決められていますが、スタッフで交代で取ることが多いので、
早い時は11時ごろから、遅い時は15時半ごろからとなります。

お昼の休憩は出来るだけ、薬局から離れて、頭の切り替えをするようにしています。
過ごし方は人それぞれですが、休憩時間は大切な時間です。

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