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薬剤師だから考えること その5

薬剤師だから考えること その5

認知症健康サポーター。現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

新型コロナウイルス感染症拡大予防のための緊急事態宣言が
全面解除に向けて動いています。

全国的に人出も増えてきています。
東京では、電車やバスの座席で人と人との隙間なく座る以前のスタイルになるほど、人出が増えています。

マスクをしていない方も増えてきました。

マスクの流通が戻りつつある時に、
マスクを外してしまう方が増えるものなのですね。

薬局にいらっしゃる患者さまの中にも、
マスクをつけていらっしゃらない方もいて、
改めて、注意喚起の張り紙などをしています。

コロナウイルス自体は風邪症状の代表的なウイルスであり
インフルエンザウイルスもコロナウイルスの一種です。
以前から存在し、これからも変異を続けて存在し続けます。

基本的にやっていく事は同じです。
手洗い、うがい、必要時にマスク着用です。

今週は、薬局の取り組みとして加わったこと、変化したこと、以前からやっていたことをひとつづつ、検証しています。

今日は、『手指消毒剤の設置』

以前は、私たち薬剤師がお薬の準備をする前に手指消毒をするために、調剤室内だけに置かれていました。

入院施設のある病院では、玄関などの入口や、フロア、入院病室の入り口に以前から置かれていましたが、
クリニックや薬局では、患者さまが使えるような場所への消毒薬の設置はほとんどありませんでした。

今では、飲食店はもちろんのこと、スーパー、コンビニでも入り口のところに手指消毒剤が置かれています。

薬局では、患者さまも使える用にと、薬局の入り口、お薬をお渡しするカウンターに設置されているところが多いようです。

また、私たち薬剤師も調剤室の外で患者さまにお薬をお渡しする毎に消毒出来るように手指消毒剤が置かれて、手指消毒をする回数が増えました。

手指消毒剤だけを使いに、薬局に寄る方もいらっしゃるようです。

手指消毒剤だけに頼るのではなく、石鹸を使った手洗いと、流水でのすすぎもしっかりとしていきたいものです。

手指消毒剤を使いすぎて、手荒れを起こし、感染しやすい状況になってしまうのも本末転倒です。

消毒剤を使う分、家にいる時の手のケアも怠れません。


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