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マクロビアン薬剤師身体の調子を整える バランスの良い食事とは

マクロビアン薬剤師身体の調子を整える
バランスの良い食事とは

認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

調剤薬局での仕事は、マクロビオティックとは程遠い世界。
扱うものは『薬』

わたしはそれを、マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えに当てはめて考えています。

本日は
旧暦水無月三日(大暑・桐始結花)
西暦2020年7月23日
海の日

わたしがマクロビオティックの世界を学んだ頃、
動物性のものや化学調味料で味つけられたもの、砂糖分を全く取らない食事を
『正食』正しい食事と呼んでいました。

それに対して、動物性の食事やお砂糖の入ったものを、
『邪食』よこしまな、正しくない食事と呼んでいました。

わたしは、甘いものや、こってりとしたお肉やお魚料理は、正しくないというよりも、
『魅力的な』お食事です。

魅力的なものは、毎日食べるよりも『特別な日』だけに食べた方がありがたみがあると言うものです。
昔でいうところの『晴れの日』のご馳走がこれに当たるのではないでしょうか。

動物性のお食事は、特別な日だけに食べる、贅沢品だったのです。

動物性のお肉やお魚は確かに栄養価は高いですが、消化、吸収して、排泄するのに体力がいるのも事実です。
お肉やお魚を食べられる元気があると言うのは健康な証拠なのでしょうね。

マクロビオティック的に考えると、
動物性のもの、それだけを食べることは『毒素』が溜まってしまいますので、
一緒に『毒消し』をいただきます。

お寿司には、ワサビや生姜が付いて、緑茶をいただきますが、毒消しの一種です。

お肉には、サラダやフルーツがつきます。
これも毒消しです。

レモンなどの柑橘を絞ってかけることもしかり。

こうしてみると、お肉やお魚に添えてあるものは全て毒消しになるのです。

すなわち、お肉やお魚だけを食べるのではなく、
そこに添えられているものも全て一緒に食べてこそバランスが取れると言うものです。

バランスよく食事をとることで、心も身体もバランスよくなって健康につながるものと考えています。

マクロビオティックの考え方は、偏った菜食主義ではなく、
心と身体を『中庸』に持ってくる、バランスをとる食事と捉えると、
正食も邪食も楽しいものになってきます。


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