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プチマクロビアンが薬剤師をしながら考えること その1

プチマクロビアンが薬剤師をしながら考えること その1

認知症健康サポーター。プチマクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。

かれこれ30年ほど前、マクロビオティックの世界を知り、今でも生活の中心にいます。

7年間の修行を経て、薬剤師としての仕事を選んで生きてきています。

調剤薬局での仕事は、マクロビオティックとは程遠い世界になります。

なぜ、仕事として普通の調剤薬局の薬剤師でいられるのか。
不思議に思われるかもしれません。

みなさまは、自分の健康管理をどのようにお考えですか!?

健康法として様々な方法が世界中にありますが、自分に合った方法を探せていますか!?

そして、健康法を実践しながらも体調を崩した時に、回復させるときにはどんな方法を選びますか!?

その方法には、

身体を休めて回復するのをひたすら待つのか、
回復を助ける『もの』を使うのか、

になると思います。

その『もの』
には、

食事、薬、何らかの施術があります。

その『もの』で、『薬』を選んだ方に出来るだけ早く、正しい使い方のできるお手伝いをしたいという思いで、わたしは、調剤薬局の薬剤師を仕事として選びました。

そのためには、病気に対して使われるお薬についてはもちろんのこと、
薬を使わずに一度でも崩れてしまった体調を元に戻すには何があるのかを知っておく必要があると思っています。

薬局には本当にいろいろな方がいらっしゃいます。

病院に行き、医師から処方されたお薬以外にもサプリメントを摂りたい方。
食事を見直した方が良いのに、自分自身の食事にはちっとも見向きもしない方。
その逆に、お米の一粒でも気になる方。
一文字でも違っているものを見つけると気になる方。
薬剤師には、一切の自分の病気のことは話す必要がないと思っている方。

本当に様々です。

多い日は、数十人の方とお話をしますが、その都度その方の背景にあるものを瞬間的に感じ取って、
お薬の記録を見ながら、今、その方にとって一番大切で必要な情報は何かを考えてお話をする様にしています。

それには、マクロビオティックの基本である、

・身土不二(その土地の旬のものを食べる)
・一物全体(丸ごと残さず食べる)
・陰陽調和(季節に合わせて温かい・冷たい食べ物を食べる)
の3つの東洋の伝統的な考え。

が、とても役に立っていると感じています。

プチマクロビアンだからこそ出来る、調剤薬局の薬剤師について、少しずつお話ししていきたいと思います。

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