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身体からのSOSを心で感じること

西暦2022年3月28日(月)
旧暦如月廿六日
春分
桜始開(さくらはじめてひらく)

新しい週の始まりは、なかなかタフな1日となりました。

思いの外、母の引っ越しによる肉体的なダメージがあり、立ちっぱなしの仕事にはこたえました。

それでも心は晴れやかに落ち着いていて、昼休みに母の施設に電話を入れて母の様子を聞いてみると、
食事も全て完食、トイレでの排泄も昼間に3回ほど出来ていて、夜もぐっすり眠れているとのこと。

姉に報告を入れると、わたしの安心感が母に伝わっているのかな、、、と。
心穏やかに過ごせているので、多少の肉体的な疲れをカバー出来ているようです。

それでも油断は禁物ですので、肉体疲労の回復に、
バスソルトを入れたお風呂にゆっくりと浸かり睡眠時間も十分に確保したいものです。


患者さまの中には、
風邪をひいたりなどでお薬を飲むほどに症状になっているにもかかわらず、
薬を飲むのだから大丈夫と思うのか、お薬を飲みながら普段と同じ生活をしようとする方が本当に多いです。

新型コロナ感染症の流行のおかげ、、というには憚られますが、熱が出たり、風邪の症状が出た時に、
屋内にとどまり、身体を休めるということが定着しつつあるのは良いことと思っています。

帯状疱疹や胃腸炎も然り。

帯状疱疹や胃腸炎などは、症状がある程度出てしまうと、家で寝ていたいと思う方も少なからずいらっしゃいますが、
症状が軽いと、お薬を飲みながら、普段の生活を変えようとせず、
お酒を飲んだり、ジムに行ったり、やたらと外に出たがる方も少なくありません。

そういう方には、必ず
『お薬を飲んでいる間は、家でゆっくりとしていてください』
『その症状は気がつかないうちに出てしまった身体からのSOSです』
とお伝えするようにしています。

今日も、この言葉を投げかけるシーンがありましたが、少し寂しそうに帰られる背中を見送って、
早く良くなりますようにと、心でお声かけさせていただきました。

病院を受診して、少なからずお薬が必要と診断された時は、どうか身体の声を聞いて、
心身共に休む時間を自分に与えてあげるようにしてほしいものです。

新しい週の始まり。
今週は期末と期初の週。
平常心を忘れずに、
自分の立ち位置を確認して、
薬剤師の仕事をすること。

今日も大地を踏み締める。

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