マクロビアン薬剤師 手指消毒を正しく知る
マクロビアン薬剤師 手指消毒を正しく知る
認知症健康サポーター。マクロビアン。
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って7年目になりました。
調剤薬局での仕事は、マクロビオティックとは程遠い世界。
扱うものは『薬』
わたしはそれを、マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えに当てはめて考えています。
本日は
旧暦水無月廿九日(立秋・蒙霧升降)
西暦2020年8月18日
夏越しの祓
米の日
毎日暑い日が続いています。
熱中症対策新型コロナウイルス感染症対策のダブル対策の生活も、
少しずつ習慣化してきているようです。
今では、どこのお店に入るのにも、入り口に手指消毒薬が設置されていて、
場所によっては体温測定を、測定器や非接触型の体温計で行っています。
そこで、改めて、正しい手指消毒について、おさらいを。
ポンプ式の手指消毒剤を使うことが多いかと思いますが、
どのくらいの量を使っていますか!?
除菌に十分な量を使わないと、効果的な消毒ができません。
ポンプ式の手指消毒剤であれば、ポンプをしっかりと押し切るようにして消毒液を手のひらに出して使いましょう。
消毒液は、ポンプをしっかりと押し切ることで除菌に十分な量の消毒液(3ml)を使用できるようになっているのです。
消毒液3mlはだいたい100円玉くらいの量です。
手のひらにくぼみを作らないと溢れるくらいの量になります。
わたしは、ポンプ式の手指消毒薬を手のひらを丸くして最後まで押し切り、
その消毒液の小さな池に、ポンプを押した指をポチャッとつけてから満遍なく手のひらに擦りつけて、
👇の写真図のような消毒をしています。(サラヤ株式会社 webサイトより転載)
ポンプをちょっとだけ押して、『気持ち』程度の消毒液の使用では、全く事足りていませんのでご注意を。
持ち歩く用のスプレーをお持ちの方は、好みもありますが、少し清涼感のある『ミント』のオイルを垂らしておくのも良いかもしれません。
正しい方法で、熱中症と新型コロナウイルス感染症の予防対策を心がけていきたいものです。