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お盆のお供えで夏の食養生

西暦2022年8月12日(金)
旧暦文月十五日
立秋
涼風至(すずかぜいたる)
大潮
盂蘭盆

水瓶座の満月
いのち、太陽の子、いつもの朝が始まる喜び。
〜日々是好日より

今日8月12日は旧暦文月(七月)十五日

『盂蘭盆』うらぼん
お盆です。

昨日の山の日から夏休み(お盆休み)に入った方も多いのではないでしょうか!?

盂蘭盆とは、

陰暦七月十五日を中心に行なわれる仏事。祖先の霊を自宅にむかえて供物をそなえ、経をあげる。
現在では、十三日夜に迎え火をたいて霊を迎えいれ、十六日夜に送り火で霊を送る。

〜日本国語大辞典「盂蘭盆」の解説より抜粋

お盆では亡くなった人や先祖をお迎えする意味があるため、
『お供え』をします。

一般的なお盆の食べ物は
仏教で『五戒』という教えにより生き物の殺生を禁止しているため
『精進料理』となります。
動物性の食材やにおいの強い食材を使わないお料理はマクロビ生活では、年中行事となっています。

また、
お盆にお供えする食べ物は普段から食べられているものが多くあります。

◉そうめん
精霊牛の手綱や荷物を縛る綱に使ってもらえる意味が込められているそうです。
また、そうめんを食べると熱病にかからないといった言い伝えもあり、
家族の健康を願う意味が込められています。

◉精霊馬(きゅうりとなす)お供え飾り
きゅうりとなすに割りばしをさして、きゅうりを馬、なすを牛に見立たお供えを
見たことのある方も多いのではないでしょうか!?
足が速い馬には、『早く帰ってきてください』という意味が込められ、
ゆっくり歩く牛には、『ゆっくりあの世へ帰ってください』といった意味があるそうです。

◉おはぎ
おはぎはお彼岸だけではなく、お盆の時期もお供えとして使われることがあります。
小豆には魔除けの効果があるといわれ、
またもち米には五穀豊穣を願う意味があるそうです。

◉団子
迎え団子・・・先祖を迎える際にお供えするもの。
帰ってくるまでの道中の疲れを癒していただくため、
甘いあん団子やみたらし団子にするそうです。
送り団子・・・あの世に戻る際のお土産として、白い団子をお供えするそうです。

皆様のお住まいの地域では何を召し上がりますか!?

ナスやきゅうりは余分な熱を冷まし、水分代謝を上げる食材として、
夏の養生にも使われます。

お盆のお供えとしてだけではなく、この時期大活躍の食材です。

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