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Lunaのオススメ~おうち生活のお供~

2020.5.9. Luna / Eins:Vierr, R2Y+J

最近は毎日、酒飲んでます、すみません(笑)。暇すぎるんで、掃除して、料理は好きなんで料理して、毎日ベースは弾こうと決めてるんで、ベースも弾いてます。あとは、酒を飲んでますね、すみません。

それから、読書はしてます。最初は一日一冊とか思ってたんですけど、さすがにそれは途切れてて。でも、過去に読んだ本とか買ったけど読んでない本とかを読むようにしてます。テレビを見ても、毎日ワイドショーは同じことしかしてないじゃないですか。それを見るより、本を読むほうが身になるかなと思って。

オススメしたいのは、最近見た映画なんです。『Fukushima 50』を見たんですね。たまたま予告編を見てめっちゃ見たいと思って。実は、もう10何年間も映画館に行ってないんですよ。たぶんEins:Vierのインディーズ時代のツアーで、仙台で時間潰しにみんなで映画館に行ったのが最後じゃないかな。

これは映画館で見たいと思ったんですけど、映画館も閉まってるじゃないですか。そこで、Amazon Primeとかで有料配信してるんですね。映画館で見るぐらいの値段でレンタルできて、見られるんです。渡辺謙さんとか、佐藤…誰でしたっけ、有名な…。あ、佐藤浩市さんとか、『北の国から』のあの人が出てたり(吉岡秀隆)。名前が出て来ないですけど、有名な俳優さんとかが出てます。

感想を一言で言うと、日本人は全員見たほうがいいなって思いました。内容はあまり言いたくないですけど、あの東日本大震災のときに福島原発で何があったか、誰が日本を救ってくれたかっていうのを描いた映画なんです。フィクションも入ってるかもしれないですけど、そこで頑張ってくれた人がいたのは事実だと思うんですね。

今のこのコロナの状況も似てると思うんです。まだ東日本大震災のときの記憶もありますけど、当時は洗濯物を外に干すだけで放射能が、とかって言われたりしてたじゃないですか。でも今は、街に出たら公園で子どもも遊んでるし、当時とは全然違うけど、実際には今はすごく危険ですよね。

今は、医療従事者の人、お医者さんとか看護師さんとか、めっちゃ頑張ってくれてると思うんです。そういう人たちがいることで助かってると思うんですよね。だから、俺にマスクを送るぐらいやったら、特別ボーナスをあげてほしいって本気で思ってますよ(笑)。そうやって戦ってくれてるのは、映画に出て来る人たちも同じだと思うんです。

映画を見てそういう人たちのことを知ってほしいし、今戦っている人のことを考えてほしいですよね。パチンコに行ったり、サーフィンに行ったりしないで。俺は毎日酒を飲んでるだけですけど、家にはちゃんといますよ。先月、Eins:Vierでニコ生に出たとき以来飲みにも行ってないし。願わくば、行きつけの居酒屋がつぶれないでって思ってます。行けるようになったら毎日でも行きたいし、10万円をもらったら、全部使ってやろうと思ってますけどね(笑)。

編集長の日記
これだけ自粛生活が続き、テレビ番組がめっきり変わったのが目につきます。ドラマは再放送ばかりですし、バラエティは映像を使用したものが増え、ニュースもリモートの出演者がたくさんいます。
リモートの出演者の扱いもどんどん手馴れてきていて、スタジオにいるのかリモート出演なのか、一瞬わからないぐらい上手く溶け込んでいて驚くときもあります。
テレビ番組の作り方は大きく変わってしまいそうですが、ではミュージシャンはどんな活動をするのか。ライヴの価値を信じているだけに、けれどもライヴが一番実施するのが難しいだけに、withコロナのこれからの時代はまだまだ未知なままです。

インタビューという形を通して、アーティストがSNSなどで直接届ける言葉には乗らない“何か”を届けられたらと、コツコツがんばっています。その“何か”を受け取れた、と感じてくださったらぜひサポートをお願いします。大きな大きな励みになります。