女のコミュニティで大切なもの
2022/04/11(月) 晴れ
暖かくなってきたおかげか、月曜日なのに爽やかな気持ちです。
さて・・・
私はフラハラウという(日本ではだいたい)女のコミュニティの一員に加えさせていただいています。
着替えは別のところでなど制約はありますが、それは仕方ありません。そういう(肉体的な)ことを除けば、ほぼほぼ女の仲間として認めていただいています。
ありがたいことです。
とはいえ長年、自分の意思ではありませんが「男」だったわけで、女同士のしきたり(?)には正直疎いです。
良い悪いは別として、それこそ縄文時代から連綿と引き継がれてきた女社会の慣行のようなものは、形は変われど厳然として存在するというのが、最近の私の実感です。
特に「男女格差後進国」と言われている日本には、それはウォールマリアの壁のように立ち塞がっている――と、私などには思えてなりません。
話が大げさになりましたが、私のような境界逸脱者にして初めて分かる、マジョリティーの男性にも女性にも理解が難しい違いが現実にあるのです。
それがこの小物たち!
まず大切なのは袋類です。
フリーザーパック(ジップロックの一般名詞)など、男性は食べ物を入れるものと思っています。もちろん女性もこれに食べ物を入れます。お菓子をあげるときには重宝します。
しかし、衣服やアクセサリーなども入れたりするのです。それらを貸し借りするときに使うのです。
そう。女性同士は貸し借りがとても多いのです。
男性の貸し借りは書籍だとかビデオだとかソフトウェアだとかCDだとかそんなものばかりで、それをフリーザーパックに入れることなどまずあり得ません。
しかし衣服やアクセサリなどは、フリーザーパックが便利なのです。
ホント正直、最近知りました。
貸し借りが多いということは、借りた側はお礼をしないといけないということです。
これも男性は口頭やメールで済ましたりしがちですが、女性はそうはいきません。必ずお手紙を書くのです。
便箋を何枚も使う必要はありません。大きめのポストイットぐらいの便箋1、2枚に手書きのメッセージを書いて、ポチ袋ぐらいの封筒に入れて、お礼の品(だいたいお菓子です)に添えて渡すのです。
本音を言えば面倒臭いですが(笑)、当の女性も面倒臭いようです(たぶん)。
ただ私としては、そのような面倒くささに「女になった実感」を覚えてしまうのです(笑)。
ところで、左端にある「チャック付き収納袋」(ミッキーとミニー)は何に使うのでしょうか?
これはお金のやり取りに使います。
これに小銭(千円札1枚ぐらいが入ることもあります)を入れて、ポストイットに「××代、名前」と書いて、渡すのです。
いやん。この細かいお金のやり取りが、「ああ、女らしい」と私などは思うのです。
男同士だと、あまり小銭にこだわらないことも多いですし、こだわっとしてもむき身で渡しますもの。
自分のしたいことと向き合うことで、わたしはしあわせになれたと思っています。わたしの生き方を知って、ちょっとでも癒やされる人がいればいいなあという気持ちで書いています。スキやフォローは本当に励みになりますので、よろしくお願いいたします。