8ヶ月ぶりのコンサートホール

2/15以来、待ちに待ったリアルな場、コンサートホールです。

自粛明け...観客が声を発しない演劇やクラシックなどから少しづつ公演が再開されてうれしい限りだったのですが、私自身はどこかまだ様子見...というか、傍観者でした。数十年通い続けているバンドのライブが延期になったまま（こちらは観客が総立ちで声を出す...時に叫んだりするライブなので、今はまだちょっと難しいですね。涙）というのが大きいのですが、どっかでいろいろまだ難しそうだなと思い込んでいました。

それでも生音に飢えすぎて...当日いてもたってもいられなくなって出かけて行ったのが9/26のこと。池袋のGLOBAL RINGで行われた西本智実さん指揮、イルミナートフィル[Tokyo Music Evening Yube]でした。

こちらも素晴らしくて、「やっぱり生音はいいわぁ。ライブって素晴らしいっ！」といたく感激したのですが。野外のフリーコンサートだったので、生活音が混じるのは避けられず...。でも音響も良くてとても楽しい時間でした！

さて、ちょっと横道にそれましたが。8ヶ月ぶりのホールコンサートです！うれし過ぎて、休みまで取って臨みました。

場所は、割と地元なはずなのにこれまでご縁がなかったみなとみらいホール。そしてこれまたお初な弦楽四重奏。

YAMATO String Quartet.

自粛期間中にYouTubeで見かけて度肝を抜かれたグループです。「な...なんだ？この人たちは！」本当に衝撃でした。大好きなZEPのナンバーやら、ビートルズ、QUEEN、パープル、キングクリムゾンまで！！激しくも哀愁のあるピアソラのナンバーも好きだし、え？ゴジラ?!　もうどれを聞いてもめちゃくちゃカッコいい！

で、しばらくはYouTubeの中で満足していたのですが、ある日、何気なく調べてみたところ、コンサートが予定されているではありませんか！しかもテーマが『ベートーヴェンからロックへ〜叛逆のエネルギー』ときたらもう...。生誕250周年の記念イヤーに、あらゆるホールで聞きまくるはずだったベートーヴェン。軒並み中止（一部は延期）で聞けなくなってしまったベートーヴェンです。こりゃ行くしかない！

てなわけで、以下が当日のプログラムです。

想像以上のパフォーマンスでした。ベートーヴェンイヤーにラズモフスキー第3番を聞けたのはうれしかったし、パープルからはもうニヤニヤが止まらない。ビートルズでさめざめと泣いて、カシミールに至ってはゾクゾクしっぱなしでした。凄いものを見てしまった！

ホールへの入場に関しては、検温・手指消毒の上で、プログラムは各自で取る、EV利用の人数制限、ホール施設内のマスク着用、座席もひとつ飛ばしの市松模様、としっかり対策されていました。都度、状況に合わせた必要な対策を踏まえつつ、これからリアルな場での公演が続々戻ってきてくれることを祈ります。

というわけで。YSQ。生のパフォーマンスは、動画の数倍、数十倍素晴らしいので、ぜひライブで！私もまた伺いたいと思います。