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言葉が上手くみつからないまま、8月のことを書きました。

 選手たちに感動した東京オリンピックが終わり、先日はパラリンピックの開会式に逞しさやほっこりと温かさも感じてました。東京パラリンピック、成功を祈りたいです。
真夏の甲子園もいつもなら声援であふれる球場だけど、それでも高校生と監督、コーチ一丸となって闘ってる姿にじーんと熱くなるものは変わることなく、必死な姿や一点をとる難しさにも感動をもらってます。悪天候のため順延が続きましたが、早くもベスト8!日本全国どのくらい多くの高校球児がいるのでしょうか。少年野球から中学校部活もしくはクラブチームを経て高校野球、47都道府県のそれぞれ頂点のチームが、あの夢の甲子園出場!甲子園に出場することは東大に入るよりも確率は難しいことだよと、小さい頃から息子にも言い聞かせてはみたものの本当に難しいと実感したのは、去年と今年の夏の大会で負けてしまった時から。息子は来年が高校3年生だから、あと一年は目標もって最後まで諦めないでほしいなぁ。今のままではベンチ入り出来るのも難しいぞ!嫌がるから声には出さないけれど…。

今、私の頭の中は情け無いことにフワフワしている状態が続いてます。フワフワしているという言葉も違うような気もしますが、なかなか適切な言葉が見つからない。感覚センサーが剥き出しになってて、感情や心だけが駆け出したりふらふら歩いていたりしてますが、自分の気持ちを表す言葉が見つからない、何かを当てはめようとしても違うようで書いては消しての繰り返し。
だから書きたいことが書けない、と言うことを書こうと思いました!(なんのこっちゃ笑)

8月上旬、舞台『レ・ミゼラブル』の博多座の初日公演を観にいきました。映画は5本の指に入るくらい好きなのに、舞台を観るのは初めてでした。
ジャンバルジャンの吉原光夫さん、ジャベールの上原理生さん、エポニーヌは生田絵梨花さん、カンパーニーの皆さま、とっても素晴らしく身体で感動を味わえました。オーケストラも素晴らしかった‼︎ 次の日もその次の日も、頭の中でレミゼラブルの音楽と歌声が仕事中も食事中もぐるぐると回ってて大変でした。
日本語での舞台もとてもとても素晴らしいのですが、英語でのレミゼラブルはきっともっと圧巻だろうなと思いました。3月末に『Kinky boots UK版』のミュージカルを映画館で見たときに思ったけど、日本語をミュージカルに乗せて表現するって難しいだろうなと、きっと英語の方が伝わる言葉が何倍も多いし、それに合わせて楽曲は出来ているだろうし、たぶん英語の歌詞で舞台に立ちたいんだろうなと思ったことがまたレミゼラブルを見て思いました。
先日娘がリビングで「映画レミゼラブル」をTVで見始めました。案の定、私は調理そっちのけで釘付けです。昔、ファンティーヌ役のアン・ハサウェイさんの美しさに憧れて、映画に感動した次の日に美容院でベリーショートにしてほしいといい、『レミゼラブル』について美容師さんに熱く語ったことも思い出しました。 
博多座、福井晶一さんのバルジャンも観たいと後1枚チケット取れてましたが、全公演中止となりました。とても残念です。



8月はTVでも映画も沢山みました。
WOWOW で録画していたものだけでも
「糸」「滑走路」「そして父になる」「フォレストガンプ」「はやぶさ」「浅田家」…


トムハンクス主演の『フォレストガンプ/一期一会』(1994年公開)

フォレストガンプのフォレストは、とても誠実で真っ直ぐに人と向き合い、人生を切り開いていく。そしてたった一人の女性を愛するために生まれてきたような深い愛情が素敵だなと思った。

"人生はチョコレートの箱のようなもの。
食べてみるまで中身はわからない。
だからその手で箱を開け、どんな形のチョコレートを選びとるかは自分自身で決めるのよ。"
"死は生の一部、だから心配しないで…。"
これらの言葉がとても優しく印象に残りました。


二宮和也主演の『浅田家』(2020年公開)
写真家・浅田政志の写真集『浅田家』と『アルバムのチカラ』を原案としている。 
東日本大震災で感じた日常の尊さを家族写真にとって、なんて思ってたら全く違ってました。明るくユーモアあり、温かく元気が出る作品だった。二宮さんしか出来ないようなピッタリあった役柄だなと思ってみてました。
写真家さんの素敵な家族は、初めから最後までとても明るく面白くて、家族ということをあらためて考えさせてもらえた作品でした。もう一度観てみたいと思って保存しました。

水川あさみ主演の『滑走路』(2020年公開)
非正規雇用、いじめの後遺症に苦しんだ歌人、萩原慎一郎さんの「歌集 滑走路」を映画化した作品。
シーンが色々かわって混乱したけど、一番気になったところは、いじめた人たちはそれっきり出てこない。青年は傷ついて翼が折れたまま生きてきたような印象だった。坂井真紀さん演じる母の悲愴感溢れる目は、心に突き刺さるようだった。その青年の母親の目は、息子の自死が到底納得も理解もできないし受け入れることはできない。ただ、どんな形であれ、息子を少しも忘れないでほしい。苦しみを与えたのなら、苦しみを抱えてこれからを生きてほしい。愛したのなら、愛したこと愛されたことを忘れることなく、いつまでも心の中で想っていてほしい。信頼しあえたのなら、お互いに助け合ったこと、助けてあげられなかったことの両方を忘れずに生きてほしい。そう訴えていたように感じました。

舞台を録画していた、
ブロードウェイミュージカル『アリージャンス〜忠誠〜』(2021年) 海宝直人さん、濱田めぐみさん主演
海宝さんはとても素晴らしい舞台役者、歌がとても上手い‼︎
春馬くんはこの舞台を数年前にブロードウェイで観て演じたいということが私の頭の中にあるから、作品を観ながら演技や容姿が春馬くんだったらなと思わずにはいられなかった。んー純粋に見れない、難しい…。

アンドリュー・ロイド=ウェバーの大ヒット・ミュージカルの25周年記念特別公演in London 
『オペラ座の怪人』(2011年)

ラミン・カリムルーさんの歌声、存在感全てに圧巻!心が震えて色々な想いが溢れてきた。数日間頭の中は寝ても覚めてもオーケストラ、オペラ座の怪人で大半を占めてました‼︎wowow でオペラ座の怪人の舞台が観れるなんて幸せだ〜と大満足です。舞台に行けたらどんなに素敵だろうなと思いました!

8月初めに映画館で観た映画『インザハイツ』
陽気なラップミュージカルとダンス、人権や夢、希望そして今を生きてることを肯定してくれてる温かいストーリーも奥深くて感動した。楽しく観ていたのに気づけばポロポロ涙が溢れて、自分の生き方までも肯定してくれる温かい何かに背中をさすってくれたような気持ちになりました。
これはオススメ!もう一度みたい!


太陽の子 Gift of fire』ノベライズ/樹島千草
戦地からの裕之さんの手紙にドラマや映画にはなかった追伸があった。また涙が止まらなくなった。本の中には映画以上に大好きな春馬くんがいたようだった。

日日是好日〜お茶が教えてくれた15の幸せ』/作.森下典子
本屋さんでふと手にとった本。お茶の本でもあるけれど、主人公が面白くて茶道に更に興味深くなりました。読んでいるだけで感覚が研ぎ澄ませられるようで、五感を味わえて世界が広がったようでした。映画もあるようなので、是非見たいと思います。時々手に取って読みたい本となりました。

星の王子さま』サン=テグジュペリ 訳.河野万里子
同じ本を何冊目だろう、また買ってしまいました!大好き本で、読むたびに違う本です。
またランキング上位に入ってますが、何か皆さんの目に留まるものがあったのでしょうか。私にとってはやっぱりここが原点、という本。具体的なこのシーンというよりも目に見えないことを見えるように描かれてるところ、想うって大切なことだよってずっと囁いてくれるような本だからかな。たぶん。

Starry Nights The Best of the Best』/ KAGAYA ベスト写真集
憧れの大人気の空の写真家さん。ページをめくるたびに息が止まるほど美しい写真の連続、
"天空からの贈り物150景"
いつも見ている空や星や大地がこんなにも素晴らしいなんて、見えないものを写真に撮ってKAGAYAさんはみせてくれる。好きな写真はたくさんあるけれど、特に私はガラス玉に収められた景色に魅入ってしまう。届けたい人に届けられそうで大切に持っていたい。
Twitterのコメントは、みんな感動の嵐です。それを一つ一つ「いいね」を押してくれてコメント集にいれてくれているKAGAYAさんの人柄も素敵だなと思います。

***

 素敵な作品ばかりに出会ってはいるものの、自分の中で消化できてない。感動を両手いっぱいに受け取りながら私の手からあふれてこぼれていってます。作品の評論やコメントをされてる方の文章を読んで共感して尊敬して感動して、そんなこんなで言葉が見つからずフワフワしてます。

 8/6に公開した、映画『太陽の子』の感想を何か書いて見たいとずっと思ってはいるけれど、悶々としているうちに3週間もあっという間に過ぎ、私の行っていた映画館は3週間目に突入することもなく早々と上映終了してしまいました。他も続々と上映終了予定の文字。おそらく予定よりも数多くの映画館で一気に上映した結果、観客が散らばったかともあるのでしょうか。コロナ対策で密にならない、という点では有難いけど、予想外の速さで終わっていくのが、春馬くんファンの私は、辛いとか寂しいとかの感情とはまた違い、行き止まりの道を目の前にして途方に暮れるような感じです。

言葉が見つかったら少し、noteに残しておきたいと思います。だって、「太陽の子」の三浦春馬さんはとっても素晴らしく、正直春馬くんは何処にも居なくて役柄の裕之さんに見えます。最後の海のシーンだけ、春馬くんと裕之さんの二人がいる様に感じてます。柳楽優弥さん、有村架純さんも最高に素晴らしく、誰一人欠けても成り立たない主役の3名。原子開発に取り組む学生達、そして一生懸命に生きた一人一人の若者の物語なので、届けたい思いがたくさんあります。だから落ち着いて言葉を探そうと思ってます、と自分に呟いてます。

 私のNoteって、日記のようで心のまま正直に書こうと始めたのですが、こんな文章でもスキ♡を貰えると素直に嬉しいというか、安心するというか、受け止めてくれる方もいてくれることにホッとします。一人一人のイメージ像がハッキリと見えるようです。最近も時々開くnoteや本を読んで元気をもらいにテクテクと寄り道しながら、あっち向きこっち向き立ち止まってます。そしてとても楽しい文章に出会ったり、温かい気持ちになったり共感したりして、気分がリセットされて、また頑張ろうと頭がスッキリする感じになる時も多くあります。
私のnoteは独り言の叫びのようなことしか書いてませんが、いつか上手ではなくても、私が好きな方々の文章みたいに、明るく楽しい思考や表現がいつか出来るといいなと思ってます。

書けないと言いながら、書いてみるとダラダラと長くなりました。

8月は次女にはとっては、高校受験に向けた大事な夏です。少6から塾に行ってて、勉強熱心と思ってましたが、今になって高校受験せずに専門学校に行きたいと、親が気付く頃は彼女の決意は固いものになってました…。毎日が色々です。(焦💦)
今、最優先に気をつけなければいけないのはコロナ感染。狭い我が家は家族が感染すれば何処にも逃げられません。
まだまだ問題山積みの8月、上を向いて、体調には十分に気をつけて頑張りましょう。


拙い文を最後まで読んで頂きありがとうございました。


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