小さな春探し♪
先日図書館で、『空の名前 / 写真・文 高橋健司』の本を見つけました。自分のスマホの写真アルバムと似たような空の写真がたくさん載っていて嬉しくなりました。
この本は、1.雲の章、2.水の章、3.氷の章、4.光の章、5.風の章、6.季節の章と六つの章に美しい写真と名称がぎっしりと詰められていてどこの頁を開いても興味深いです。
立春を過ぎると暦のうえではもう春。立春以降の寒さは冬が残していったものとして、余寒(よかん)といい、残暑の対語だそうです。
春を待つ気持ちが感じられる言葉です。
春の訪れを感じる光の春という言葉もこの時期に使うそうです。
春を待ちわびる気持ちが伝わってきます。
季節の言葉は身近な小さな変化を気づかせてくれるので、一つでも多く知りたいです。
『東風吹かば〜』は菅原道真が庭の梅の花に別れを惜しんで詠んだ歌です。
(私がいなくなっても、春が来るたび忘れることなく、梅の木よ、芳しい花を咲かせておくれ)
改めて読むと、寂しさがあふれる歌だったのですね。
梅ごちを感じながら、早速春を探しに出かけました。
大きなカメラを真剣に覗きながらたくさん撮られていたので、どんな写真をとっているんだろうと話かけてみました。
見せて頂いたカメラ画像には、とっても輝いてる梅の可愛らしい、美しい姿がたくさんありました。梅の花が笑っているようにも写っていたからとても不思議です。
このレンズにはこのSDカードをとか、レンズやカメラの相性とかもあって…と試行錯誤しながら趣味を楽しんでいるよと話してくれました。写真を撮ることが今の趣味で、アナログ派なのでパソコンは使わずにSDカードから色々切り取りながらプリントしたりポストカードにしたりしているそうです。身体が動ける間はたくさん写真を撮って、動けなくなったらその写真で絵を描いていきたいそうで。
聞いてるとなんだかじ〜んと胸が熱くなり、自分を大事に生きるっていいなぁと思った瞬間でした。
かたく結ばれていた蕾が少しほどけはじめて,やがて満開に。「綻び」が愛おしいです。
調べてみると、"ジョウビタキ"という名前で、主に冬鳥として日本にやって来る野鳥のようです。
この日はパパさんと一緒に出かけたのですが、
パパさんは梅の花も写真も青空も興味がないようで早々に飽きてました。
来た道を戻りましたが、帰り道に眺めた梅の木は光っていてぷっくりした蕾がとっても可愛く見えました。
これはきっとカメラマンのおじさんのおかげだと、思います。
今週末の2/10(土)11(日)「福岡城 梅まつり」があるそうです。
どれくらい咲いているかなぁ♪
また行けたら行ってみたいです。
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