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間取りのセカンドオピニオン

間取り相談と、いえづくりのセカンドオピニオンを始めてから約1年。最初はどんなニーズがあるのか、どんな回答ができるのか、ニーズを探るために無料相談で行っていましたが、無料相談を終了して有料相談のみにしてからも次々と依頼が来ます。

みゆう設計室の設計事例はホームページに全体の間取りを掲載していません。設計事例の写真を掲載させてもらっているので、諸々を考慮して間取りは掲載しないようにしていました。

でもそれでは、家事が楽になる間取りってどんなものなのか分かりにくいのですよね。そのため、間取り相談で提案した間取りに関しては「間取りと相談の一部をWEBに後悔させて頂く」ことを条件に相談を受けています。家事が楽になる間取り、もう30近くはストックされています。

「間取り相談」のWEBページ準備中

今までブログで間取り相談について書いていたのですが、どうも他のブログ記事に紛れ込んでいる感があるので、間取り相談だけのWEBページを作ろうと思っています。その準備段階で思うことなどをこのnoteに書いていこうと思います。

最初の間取り相談

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ちなみに下記のブログ記事は一番最初にツイッターで「間取り相談受けてみようかな」とつぶやいたことで行ったものです。たった1回のつぶやきで間取り迷子が舞い降りてきて、そのニーズがあることを知りました。

実は昨年末に、その「間取り迷子さん」から美味しい果物が届きました。家が完成したとのことで、ご家族で新居で撮られた写真も送ってくれました。なんだか嬉しいですね。

間取りのセカンドオピニオンのニーズ

間取り相談には「間取り作成」と「間取りのセカンドオピニオン」のふたつの側面があります。依頼主も「間取りを作ってほしい」という思いが強い方と、今ある間取りが良いのかどうか分からないので「間取りの診断と改善案の提案」を望む方に分かれます。

私はどちらも対応ができるので、その時々で対応の仕方を変えるのですが、数を重ねてくると「間取りを作ってほしい」という人よりも「間取りが良いかアドバイスが欲しい」という人の方が多いような気がしてきました。

自分の思い通りの間取りにしてもらっているけれども、本当にこの間取りで良いか分からない。

そういわれる方がとても多いのです。もしかしたら「間取り相談WEBサイト」のメインターゲットはそのような方なのかもしれません。

ママ建築士である私にしかできない間取り相談

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間取り相談、間取りのセカンドオピニオンならば「住宅設計のプロ」であれば誰でもできるような気がするのですが、私にしかできない要素がたくさんあることにも気づきました。

それは、もともとみゆう設計室が「暮らしから住まいをつくる」ということをベースに設計しているから。

洗濯の仕方、料理の仕方、好きな料理、子育ての考え方。

そんな視点から家づくりをする人は限られていると思います。私が今まで積み重ねてきた設計の実績と、主婦・母としての経験が活きるなあ、と実感しています。

「いえづくりレシピ」というブログも書いていますが、ここでも基本的に「あなたの家事の仕方に合わせて家を作ると良い」と伝えています。

とはいえ、自分でそれを読み取るのは難しいのですよね。私としては、自分で全て設計したほうが確実に家事のしやすい家を作れます。ただ、遠方の方などには設計の対応をすることが難しいので、日本全国の方のいえづくりを手伝えるのはこの「間取り相談」なのだなと思っています。


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