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トライアンドエラーの、エラーの時をどう切り抜けるか

公式戦8連敗。今期のヴィッセル神戸は山あり谷あり。
現在谷底、迷走中。
毎週、毎週、負け試合のたびに滅入って、落ち込む日々です。

今期はポドルスキ、イニエスタ、ビジャの3選手に加え山口蛍選手、西大伍選手らの加入で選手層も厚くなり、リージョ監督の元とても良いスタートを切ったと思っていました。

開幕してからは勝てない試合でもゲーム展開は面白く、リージョの考えるサッカー(について息子から教えてもらうこと)はワクワクすることばかりでした。
その後、リージョ監督が神戸を去り、崩れたチームはなかなか立ち直ることができず、すべてが悪循環になっています。

昨年のシーズン後半、リージョ監督やイニエスタと共に向かおうと思っている神戸のプロジェクトはとても魅力的で
「今まで色んなエラーを繰り返してきたけど、やっとここまできた」
と思ったものでした。

今、チームがどん底にいる(これが底なのかどうかはまだ分かりませんが)中で、ふと思うことがありました。
今までも色んなエラーを繰り返してきた、というのはエラーを切り抜けて次のトライをしている時に思えることなのかなと。

「何とかしろよ!」というサポーターも多いと思います。
正直私も何とかしてほしいとも思います。
でも、うまく行かない時ってどんな策もうまくいかないですし「何とか」が何にもならないことは多々あります。
「何とか!」ほど難しいものはありませんよね。


良い選手が足りないと「もっと良い選手を補強して!」と思うものですが、良い選手を頑張って揃えてきたチームに「選手だけ集めても何もならない!」というのも変な話だなと。
ひとつずつ、エラーをしても、改善策を考えて前に進む。
もちろん前より悪くなることもあるだろうけれど。


自分の仕事や、自分のこそだてに置き換えてみます。
エラーをしたらどうやってエラーを起こす前よりも良いものに戻すか、その方法を考えます。
多分、チームも、選手もそういう時なのだと。

サポーターは自分たちのチカラで改善できないからもどかしいのですが、このエラーを乗り越えるまで見届けるしかないのかな、と思います。

なんとなく子どもを見守る母の気持ちと同じですね。
気持ちはもやもやするし、手を出したいし、助けたい気持ちがあるけれど、親は見守ることしかできない、というような状況と。

きっとどんな状況になっても見守るんだろうなと思いながら。


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