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幼稚園児ママ×専業主婦「自分へのご褒美②マッサージ」
幸せ沸点の低い私が本気を出した自分へのご褒美、第2弾。
それはマッサージである。
この春、32年来の友人がリラクゼーションサロンをオープンした。
その一角にハンドメイド雑貨を置くので、手伝ってくれないかと声をかけられた。
その昔、ハンドメイド作家や雑貨店に勤務した経験があったので、少しは貢献できるかもと思い、お手伝い程度ならと引き受けた。
本当に大したことはしていない。
売り場づくりとSNS発信を自分のペースでさせてもらっている。
高校時代から今までずっと、彼女は私にとって唯一無二の存在だ。離れていた時期もあったけれど、心根ではしっかりと繋がっていた。
なんでも相談できて、心から信頼している。
そんな彼女が、仲間とイベントに出店した(足裏・ヘッドマッサージ)。
子どもから大人まで楽しめる、野外でのハンドメイドフェスである。
実の父親に「あいつはケチだ」と吹聴されるくらい貧乏性で倹約家のわたし。
でも、使うときは使う!!
何かあれば彼女に相談していた。
そのたび寄り添い続けてくれた。
わたしが活躍できる場所を提供してくれた。
今!ここで!!
恩返しのチャンスだ!!(心の声)
知り合いのケーキ屋さんで焼き菓子を調達し、差し入れした。
そして、フットマッサージを受けた。
息子と一緒だったので、受けられないかもと懸念していたが、その間、スタッフの方が相手をしてくださったので安心できた。
もう気持ちいいのなんのって。
そこには20分間の極楽があった。
支払いをしようとすると「特別に半額で」と言う彼女。思わず受け入れ自腹を切らせてしまった。
マッサージは頭と足の2種類あった。
息子と移動動物園やキッチンカーのロングポテトを堪能したあと、満を持して2回目はヘッドマッサージを受けることにした。
すると友人は「たまには他の人にしてもらう〜?」と言い残し、息子を連れ出し言ってしまった。
人見知りのわたしは内心ビクビクしていたが、腹を括って初対面の人に施されるマッサージに身を任せた。
知らない人の施術…
大丈夫かな…(心の声)
という不安もどこへやら。
めちゃくちゃめちゃくちゃ気持ちよかった。
ここ最近、息子のこと(発達検査うんぬん)で頭を使いすぎていたのか、もみほぐされて天にも昇りそうな心地だった。実際、一瞬 寝た。足がビクッとなって恥ずかしかった。
この20分間が永遠に続けばいいのに…とさえ思った。
終わったあと、めちゃくちゃスッキリした。
めちゃくちゃスッキリした。
めちゃくちゃスッキリした。
脳がシャキーン!
よほど凝り固まっていたのだろう。
ものすごく有意義なお金の使い方をしたと実感できた。これだね!
その間、息子はわたしの友人と遊んでもらい、そちらも大満足の様子。
あとでわかったのだけど、息子を列車の乗り物に乗せてくれていた(有料)。なんということでしょう。
持ちつ持たれつとはこのことか。
そこには愛があふれていた。
イベントの際には、またやってもらおう。
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