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個人面談が圧迫面接に感じた話

先日、次男の幼稚園で個人面談があった。まだ新学期が始まって1週間ほどしか経ってない。これからの園の方針とか、行事について教えてくれるのかな…なんてのほほんとした気持ちで教室に入る。今回初めて担任になる先生で、あまり話した事がない先生だったが、明るくてしっかりした印象だった。よろしくお願いします~☺️と和やかに始まった面談だったが、「では、お家での様子を教えてもらえますか?」とざっくりした質問から始まった。

えぇーっと…家ではお兄ちゃんと遊ぶことが多くて…

頭をフル回転し、普段の様子を思い浮かべるが、兄弟喧嘩の図かゲームやYouTubeをボケーッと見ている様子しか思い出せない。あたふたしながら、普段の様子を伝える。

「そうですかー。うんうん。」と先生は相づちをうちながら話を聞いてくれるが、そこから話が広がらない…。沈黙になりそうなところで「園での様子を次男くんはおうちで話してくれますか?」とまた質問。去年のクラスで仲がいい子と同じクラスに慣れたので嬉しそうな様子だったこと等を伝えた。

チラッと時計を見ると、面談終了までまだあと10分程ある。まだ何か話すことはあるだろうか…。微妙な沈黙が辛い。同席している息子はぬりえに夢中だ。

「これからの園生活で心配なことはありますか?」また質問キターー!ええっと…。全てが心配なことばかりだが、言葉遣いや箸の持ち方、好き嫌いのことを伝える。話し終えたところで、次の面談の人が来たようだ。時間もちょうど良い。それでは、よろしくお願いします~🙂と、締めの挨拶をして、そそくさと帰る準備を始めた。

本来ならこの時期に行う面談は、園生活が始まる今、不安や心配事を伝える大事な機会なのだろう。ただ、いつも備考欄を「特になし」で片づけている私にとっては突然話をふられてもとんちんかんな答えを言ってしまう事が多い。で、家に帰ったときに「あのこと、話しておけばよかった…」みたいな事態に陥る。事前にアンケート用紙みたいな、聞かれることをまとめた紙でもくれればいいのに…。なんてことを考えながら、自転車をこぎ、家路にむかうのだった。

雑談力って大事だよね。前に本買ったけどなかなか実践できない(涙)

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