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否定しない習慣


おはようございます!店舗コンサルタント養成講座で勉強中の荻原美優です!

今回は本屋さんで気になり購入して読んだ本をご紹介したいと思います!


林健太郎さんの『否定しない習慣』という本です!

なぜこの本を手に取ったのか?

わたしは日頃から「いや」「でも」「そうじゃなくて」という言葉をよく口にしてしまうと感じた。
話を聞くときは否定はしない!という教えから、一目見て惹かれました。
少し開いてみると「あなたは知らないうちに誰かを否定している」という文があり、
否定するつもりでなくても否定しているんだ、と更に読みたくなりました。



否定をやめると上手くいく?

否定がなくなると

・一緒にいると居心地がいいと感じてもらえる
・相手の自己肯定感が、上がりやすくなる
・部下が成長しやすくなる
・ミスや失敗を恐れず新しい挑戦をしやすくなる
・ネガティヴな思考が減る

など、たくさんのメリットがあります。
しかも、これはほんの一部にすぎません。

人は無意識に否定をしている

言葉の否定

みなさんは何かに挑戦しようとして誰かに相談したときなど、止められた経験はありますか?
「いいね、やってみなよ!」と背中を押してくれる人ももちろんいます。
ですが、「違う道の方が向いているんじゃない?」「辞めた方がいいんじゃない?」など止められた経験がある人も多いのではないでしょうか?

そういった言葉は発した側は否定とは思っておらず、「心配」「相手のためを思って」という心理で言っており、悪意のないことがほとんどです。
しかし、言われた側は「応援してもらえなかった」「否定された」と感じてしまうこともあります。

このように良かれと思って発した言葉が知らず知らずのうちに相手を否定してしまっているのです。

こんな否定もある

言葉では否定していなくても後述のようなコミュニケーションも否定になり得ます。

・相手が話している途中で遮って、話し出してしまう
・相手が意見を述べた時に、「それもいいけどさ」と自分の意見を言ってしまう
・相手の話を聞く時に、目を合わせずに別のことをしながら聞いている

これらのコミュニケーションは日常的によく見かけられます。
例えば、仲の良い友人から話しかけられてスマホを見ながら空返事など、これも話し手からすると「聞いてもらえない」という否定となるのです。

何故、否定が生まれるのか?

解釈の違い

欧米では文化も考え方も違う多民族が混在して暮らしているので、「同意」は出来なくても「意見を受け取った」という表現があります。
一方、日本は「文脈で理解して」など、意見をはっきり言わず「察して」という傾向があります。
ハッキリと言わないので、受け取り側は言葉の背景を推測して解釈をするので、否定と捉えてしまうことが発生します。

周りの常識から外れる

同じ生活習慣、同じ考えの人々がいる中で少し違う行いをすると
「常識的に◯◯であるべき」「◯◯すべき」など周りの社会常識から外れると否定をする傾向にあります。

認識の差

少し前までは「正社員は安定」と言われていましたが、その正社員も今や安定してるとは言えなくなってきました。

『正社員は安定』の意識を持った人々に「フリーターになってやりたいことをやりたい」「独立する」と言っても正社員の方が安定してると否定とまではいかずとも止められるのは時代の流れと認識の差が影響しているのではないでしょうか。

では、どうすれば否定をせずにいられるのか?

「否定しないマインド」を作る

否定をしない基本の考え方が3つ記されていました。
⒈「事実だから否定してもいい」という思考はしない
⒉「自分は正しい」という思考はしない
⒊「過剰な期待」はしない

「言われた相手がどう感じるのか?」を想像する。

「否定しているかしていないか?」「自分の言っていることが正論か?」ではなく、「言われた相手が否定されたと受け取るか?」を想像することで否定をしない言葉を選ぶことができます。

子どものころにいわれた自分がされて嫌なことは相手にしないということも同じ事でした。

承認を使いこなす

何か意見を出した際に違う意見をすぐに言われると否定されたと感じてしまいます。
反対の意見を言う場合なども、まず承認をすることで否定されたと感じさせにくくなります。

「いい人間関係」をつくるためにも

否定をしない習慣はとても大切です。
ここで紹介した内容はほんの一部にすぎません。

まとまりのない文章になってしまいましたが
この本を読んで、気づかない内に否定していたんだなと気付かされました。
マインドや思考がとても変わる本でした。

ぜひ皆さんにも「否定しない習慣」を読んでみてもらいたいです!

最後まで読んでいただきありがとうございます!


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