見出し画像

毎年食べたくなる!栗の和菓子3選

こんばんは、もこみです。
タイトル通り、今日は和菓子の話です。

お茶を習っている人間にとって、和菓子はとても身近なもの。
私もお茶を習い始めてから、お稽古の度に何かしら和菓子を用意していただいているので、週に一度は口にしていることになります。

そんな私が秋になると食べたくなる栗の和菓子をご紹介します。
この時期、どこの和菓子屋さんも栗の和菓子を出されるので、美味しかったものは本当にたくさんあるのですが、その中から厳選した3つがこちら。

栗の和菓子3選

どれも違った美味しさがあり大好きなので、順位はつけられないのですが、今回は私が初めて食べた時の衝撃と感動が大きい順に紹介します。

1.栗月下 たねや

写真の通り棹ものなので、栗羊羹かと思っていたのですが、中身は栗羊羹でもなく、栗蒸し羊羹でもなく栗そのもの!
私的には、東京土産として有名な「舟和の芋ようかんの栗バージョン」というのが一番しっくりくるのですが、伝わりますか?
栗をつぶして押し固めたような、栗のほくほくした味わいが楽しめます。
ただし、口の中の水分をかなり持っていかれますので、美味しい抹茶か緑茶を用意することをおすすめします。

たねやさんは全国の百貨店に入っているので、手に入りやすいと思います。
もちろんオンラインショップでも購入できます。

2.栗きんとん

皆さんは栗きんとんと聞くと、何を思い浮かべますか。
栗の甘露煮にさつまいもの餡をからめた、おせちに入っている黄色いアレを思い浮かべる方もいるかも知れません。
おせちの栗きんとんも美味しいですし、私も年末になると作ったりしますが、和菓子の栗きんとんはまったくの別物。
材料は栗と砂糖のみというシンプルで素朴なお菓子です。

岐阜県の中津川市は、この栗きんとん発祥の地とも言われ、多くの和菓子屋さんが秋になると栗きんとんを発売されています。

私が好きなのは、すやさんと満天星一休さん。
裏ごしした栗のなめらかな口当たり、栗の風味と上品な甘さが口の中に広がります。

どちらのお店もお取り寄せが可能です。
栗きんとんは消費期限が3日ほどと短いのが難点ですが、秋になると食べたくなる一品です。
9月から販売開始ですが、原料が無くなり次第終了となりますので、お早めに。

3.栗阿彌 栗菓匠 若菜屋

最後は京都にある若菜屋さんの代表銘菓 栗阿彌。
栗阿彌、りつあみ、と読みます。

大きな栗を丸ごと蜜漬けにして、まわりにうっすらと砂糖をまぶした、こちらも素朴なお菓子。和風マロングラッセという感じです。
渋皮栗と栗納豆とありますが、私は渋皮栗のほうが好きです。
先に紹介した栗きんとんは素朴ながらも上品なお菓子ですが、こちらは渋皮ごと漬けてあるため野趣あふれる見た目。
でも食べるとしっとりとした蜜の甘さを感じる本当に素朴なお菓子です。
こちらもお取り寄せ可能です。

番外編

ここで、和菓子ではありませんが、私の中で栗と言えば!というものを紹介させてください。

栗のテリーヌ 足立音衛門

京都府福知山市にある洋菓子店、足立音衛門の代名詞とも言えるのが「栗のテリーヌ」。
分かりやすく言うと栗のパウンドケーキなのですが、入っている栗の量が尋常ではありません。
総重量650gのうち400gが栗という驚きの比率!
断面を見ると笑えるほど栗だらけです。
お値段もそれなりにお高いので、なかなか買うのは勇気が要りますが、食べると幸せな気分になるお菓子です。

さて、秋を感じる栗のお菓子、いかがだったでしょうか。
自分で書いておきながら、すでに食べたくなってきました。笑
皆さんも気になるものがあったら、ぜひ一度ご賞味ください。

今回は栗の和菓子でしたが、栗以外にも全国には美味しい和菓子がたくさんあります。
機会があれば、私がおすすめする和菓子をご紹介したいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?