どうして化粧をするの?



私は将来化粧品会社に務めて商品企画をやりたいなと考えていて、その中で化粧ってなんでするんだろう、という疑問が浮かんだので色々考えてみることにしました。

1.化粧って何?
2.化粧の歴史
3.どうして化粧をするの?
4.まとめ


1.化粧って何?

まずは化粧の定義として↓

主として顔に紅をつけたり、おしろいをつけて装い、自分および他人に美しく見せることをいう。人類の誕生以来のもので、現在では身だしなみとして欠くことのできないものとされる。つまり化粧は、未開社会から始まって文明社会に及ぶものであり、同時に世界共通の事象であり、身分の上下のない普遍的な事柄でもある。ことに晴の儀式や祭礼、耕作などの年中行事のおりには、ひときわあでやかな化粧をして、神の心を和らげ、豊年を祈念する風習は、宮中の盛儀や民間の行事として根強く存在している。

日本大百科全書(ニッポニカ)より

2.化粧の歴史


化粧の歴史は古代から始まったようですね。古墳時代の埴輪の顔面彩色から顔に赤色顔料を塗る習慣があったことが分かるそうです。
赤色は当時の人々にとってパワーの象徴であり、顔や体に塗ることで悪霊や災いを防ぐ魔除けとして使われたそうです。

6世紀後半頃から大陸からの文化の輸入とともに紅や白粉などが入ったそうです。この頃から美意識的な化粧が生まれたみたいですね。
その後平安時代には眉墨やお歯黒をするようになりました。

江戸時代には、女性たちが特に心して行なったのが、白粉化粧で、諺の “色の白いは七難かくす” の通り、色白が美人の第一条件であったそうです。

近代に入り、明治3年(1870)太政官布告で華族にお歯黒と眉剃りが禁止さました。
大正から昭和にかけて白粉から多色白粉へ、口紅は紅花から棒状口紅へと洋風化してきました。

第二次世界大戦以降は目まぐるしい変化を遂げています。

50.60年代頃にはオードリーヘップバーン風のスタイルや人形風の欧米志向の化粧が流行りました。これは経済の急速な欧米化が影響していそうですね。

70年代のアンニュイなヒッピースタイル、その頃から女性の社会進出によるキャリアウーマン風の化粧や80.90年代のバブル期のワンレン、ボディコンなど、2000年代にはモテを意識したゆるふわ系やナチュラルメイクなどが流行りましたね。

このように経済状況の浮き沈みや社会風潮、流行りなどによって化粧は変化し続けていると言えます。

資生堂さんの"日本女性の化粧の変遷100年"というものがすごく面白いのでURL貼っておきますね。

https://hma.shiseido.com/jp/info/p20170110_1824/

3.どうして化粧をするの?

ではなぜ化粧をするのか。

昔から女性は男性に向けて魅力的に見えるよう、美しくなるように化粧をしているみたいですね。これ現代にも通じるものであり多分1番にこの理由が思い浮かぶと思います。

しかし現代の化粧に対する価値観は少し変化しており、個々によっても見方が違うようです。

化粧する理由についてアンケートをとってみました。

可愛くなるため、欠点を隠すためといったものや、

テンションをあげるため、モチベーションをあげるため、自信がつくから、単純に化粧するのが好きだから、化粧した自分が好きだからなどの理由も挙げられました。

また社会的なマナーとして身だしなみを整えるため、といった、社会的な側面に基づく理由もありました。

みんなそれぞれ色んな理由があるし、自分はすごく納得しました。

ただ単純に自分を美しく見せたい(華やかにしたい)、また自分の欠点(肌荒れやくまなど)を隠すといった外面的側面から、

化粧することによってその日のモチベーションやテンションが上がったり、自分に自信がつくといった内面的側面が化粧にはあるということが分かりました。

化粧は女性が男性のためにする(男ウケを狙って)ものだけでは無いのです。服装なども同様に言えるでしょう。(ミニスカートが好きだから、オフショルダーが可愛いから)
自分のためにする(着る)、そういった女性は増えています。

好きだからやってるのに男ウケ狙ってるでしょ、あざといよねとか言われたらすごく腹立ちますよね笑

日本社会のマナーや常識に対する疑問についてはまた次回書きたいと思います!

4.まとめ


上手くまとめれないですが笑

やっぱり化粧ってすごいな、と思いましたね。

こんなこと調べて書いてだからなんだって話なんですけど、物事が存在する理由や価値について学ぶ良い機会になったと思います。

アンケートに答えてくださった方々、ありがとうございました!


拙い文章ではありますが暖かい目で見てやってください!

ではまた次回!

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