見出し画像

語学オタクのアラ還主婦のよしもと初体験記〜第一幕〜

こんにちは。外国語の勉強が趣味みたいな私なんですが、もうひとつ大好きなことがあります。

それはお笑い

元々漫才が好きでした。父は土曜日には必ずテレビで吉本新喜劇を見ていました。

8時だよ、全員集合、ツービートやB&B、ザ・ぼんちなどの漫才ブーム、オレたちひょうきん族・・・で育ったわけですからね。そりゃお笑い好きにもなるわ、です。

今は訳あって(どんな訳やねん)小林賢太郎氏の沼にどっぷりですが、M-1グランプリは大好きですし、東京03のようなコントも大好きです。


そうだ、よしもと行こう

そんな私が、とうとうよしもとデビューを果たしました!!

上方漫才の聖地といってもいい「なんばグランド花月」(NGK)で漫才と吉本新喜劇を見ることができたんです!!

人生初よしもと

猿軍団の県から松阪牛と真珠の県に引っ越してはや4ヶ月。おいそれと東京に遊びに行くことはできなくなってしまったけれど、ここからは大阪が近い!大学は大阪だったので、多少の土地勘もあります。

「そうだ、よしもと行こう!」

ふと思い立ってチケットを取ることに。

今はなんでもスマホひとつでできる時代。会員登録を済ませて翌日のお昼公演のチケットを予約しました。この時点ではチケットは発券されていないので、どこの席かはわかりませんでした。

でも、前日にもかかわらずチケットが取れたことに感謝!!!席なんてどこでもいいわ〜〜とウッキウキ🎶

NGKの最寄駅大阪難波までは近鉄特急で。最近は「ひのとり」というちょっとラグジュアリーな列車が走ってます。特急料金に追加料金を払えば乗れます。大阪までならプラス200円。

1時間20分の列車旅はあっという間。早速駅を出て、大阪の地下街へ。

あかん・・・・めっちゃカオスやん・・・。

土地勘とやらはいずこへ・・・。

お得意のGoogle mapも地下ではなんだか頼りない。あちこちにある案内板などを見ながらなんとかNGKにたどり着きました。

うわぁ〜本物〜〜〜

公演は13時から。ここらで腹ごしらえをしておかないとね。笑うとめっちゃお腹空くから。

謎のうどん屋さん

ふと見ると、肉うどんが食べられるお店があります。開店前なのに長蛇の列。

時間もあるし、いっちょ並んどこか。肉うどん好きやし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

お店に入れたのは12時20分を回った頃。結局1時間以上並んだことになります。肉うどんに1時間てどないやねん!

でもね、ここのお店の売りは肉うどんではなく、うどん抜きの肉うどん。その名も「肉吸い」。

はぁ??

よしもと見る前から笑わせてくれるわぁ。うどん抜きの肉うどんてなんなん?もはやうどんではないやん。肉の入ったただの出汁?その肉を吸うって???

あ、肉入りのお吸い物的なやつ?

だから「肉吸い」?

肉を吸い込むんじゃあないですよ

肉吸いには半熟卵も乗っかっています。そしてこの肉吸いにはご飯を合わせるのがいいらしい。しかもお店のおすすめは生卵の乗ったご飯をお供にするというもの。卵がダブルかい!

さすがにそれはしんどいので、ただのご飯を注文。無料ただのご飯ちゃいまっせ。卵なしの普通のご飯でっせ(わかってまんがな)。←ちょいちょい挟まれる関西弁がうっとうしい・・・。すみません。

肉吸いとご飯(小)のセット

これがね、美味しいの!色は薄いけれどしっかり味のついたお出汁に、たっぷりのお肉と半熟卵。半熟卵はご飯に乗せて、テーブルにあった卵かけご飯専用醤油をかけて、さらにお肉を乗せてハフハフといただきます。で、時々ずずず〜っと出汁を啜る。

肉うどんより美味しいかも。

これは吉本の有名芸人、花紀京さんが二日酔いの時に店主に「肉うどんのうどん抜きちょうだい」と言ったことが始まりらしいです。

それがそのままメニューになり、人気となっているようです。

粋なご主人だわね。

このお店、その後もずーっと列が途切れることがありませんでした。

NGKにお越しの際にはぜひ立ち寄ってみてください。

さぁ、腹ごしらえが済んだらいよいよ劇場へ。何やら人も増えてきました。
入り口は2階のようです。

ワクワク・・・。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。
第二幕へ続きます。


この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

まだまだ未熟者ですが、あなたのサポートがあればもっと頑張れます!よろしければサポートお願いします。