語学オタクのアラ還主婦のスマホひとつで海外旅行〜其の十五〜
こんにちは。Duolingoでフランス語勉強中のGerryです。色々と単語は覚えたけれど、話すのはなかなか難しい。つい英語で話してしまいます。
最近はフランスでも英語が話せれば問題ないですからね。そういえば、30年前は英語で話してくれる人が少なかったよなぁ・・・。ずいぶん変わったものです。
今年もぼちぼちと書いていこうと思ってます。どうぞよろしくお願いします。
ロンドン🇬🇧からパリ🇫🇷へ〜Episode 3〜
フェルメール再び!?
ヴェルサイユ宮殿を後にして、ルーブル美術館を目指しました。英国と違ってフランスでは美術館は無料ではありません。事前に日付と時間を指定したチケットを買わなければなりません。一般的なチケットだと€17です。ま、この値段で世界の至宝が見られるのならお安いものかしら?
実はルーブルは2回目です。で、今回の訪問の目的はズバリ、フェルメールの絵です。
ここには「天文学者」と「レースを編む女」の2点が収蔵されています。「天文学者」は日本に来たことがあるので見ているのですが、「レースを編む女」はまだ見ていません。
売店で買ったキッシュとコーヒーで軽く昼食を済ませて、一目散にフェルメールの元へ・・・。
あのぉ・・・見つからないんですけどぉ・・・。
大英博物館同様、ここもやたらと広いんですよ。お目当ての絵を探し出すのは至難の業。ここでもない、あそこでもない、と地図と格闘したのですが、どうしても見つからない。
いや〜〜な予感。
実はこの日はなんの予告もなく、オランダ絵画の部屋が閉鎖されていたんです。ドアが閉まっていたので気づかなかったんですよね。Chambre836へと続く通路が閉鎖されていたため、あちこちと入り口を探したんですよ。
まじか・・・・・・・・・。
これだけを見に来たのに、フェルメールのためだけに€17払ってきたのに・・・。
フェルメールだけ見たらルーブルを後にする予定だったので、他に見るものが決められない。じゃ、ということで世界一有名なあの絵を見ることにしました。
あれ、です。
2度目のご対面です。
前に新婚旅行で来た時にはこんなに混んでなかった気がします。今回は絵の前に行くだけで20分くらいかかったよ。体格の小さなアジア人女性にはキツかった〜〜〜。しかも、絵までが遠い・・・。セキュリティ上しょうがないのかな。
せっかくなのでジョコンダ婦人とツーショット撮ってやったぜ(ドヤ顔で写ってます)。
Notre Dame de Paris
さっさとルーブルを後にし、次に向かったのがノートルダム寺院。2019年4月15日の火事で尖塔が焼け落ちてしまった、あの大聖堂です。正面からは見えないのですが、後ろに回ると足場が組んであり、何台ものクレーン車が作業を行っています。
あぁ、本当に火事にあったんだなぁと実感させられました。
マクロン大統領は2024年のパリオリンピックまでになんとか修復を終わらせたいと言っているようです。世界中から€8億4600万の寄付が集まっているので資金面では問題なさそう。なんとか頑張っていただきたいものです。
寺院の近くの地下には特別サイトが設けられていて、火事の様子や修復作業を写したビデオが見られたり、現在の作業の進行具合が見られるようになっています。しばし、ここでノートルダムの尖塔が焼ける映像に見入ってしまいました。
マリー・アントワネット再び
ノートルダム寺院を後にして、しばらくセーヌ川沿いをお散歩しました。晩ご飯を食べるところを探しながらぶらぶらしていたら、とんがり屋根を持つ大きなお城のような建物が見えてきました。
ここはコンシェルジュリーと呼ばれる建物で、フランス革命の時には4000人もの囚人を収容していた牢獄として使われていたものです。かのマリー・アントワネットも処刑される前はここに収容されていました。
時間が遅かったので中に入ることはできず、外から写真を撮っただけでしたが、思いがけずアントワネットゆかりの場所に来られてよかったです。思わずベルばらのアントワネット最後のシーンを思い浮かべてしまいましたよ・・・。
日本食大好きパリジャン/パリジェンヌ
そういえば、パリでは日本食が大人気だそうで。日本食レストランが軒を連ねている通りがあり、あちこちに「ラーメン」とか「たこ焼き」とかの看板が出ています。
中でも目を引いたのが、たまごサンドとコロッケパン。日本じゃなんてことないものですが、パリではずいぶん人気だそうです。なかなかのお値段ですが、お店はとっても賑わっていました。
焼きそばパンも人気です。AKI CAFÉは最近人気の日本食カフェだそう。
日本のパンはフランスのものと比べるとふわっふわですからね。食感も目新しいのかな。友人は日本に帰国すると食パンが柔らかいのに驚くって言ってましたから。
結局晩ご飯は韓国料理店でチヂミとかビビンバを食べることになりました。
食後には当然のようにコーヒーです。メニューにはないのですが、友人は当然でしょって感じで店員さんにエスプレッソコーヒーを頼んでました。聞けば、食後にコーヒーを出さないお店はないわよ、とのこと。また、コーヒーといえばエスプレッソだそうで、フランス人ってそんなにエスプレッソ好きだったの?カフェオレじゃないの??知らなかった・・・。時代は変わる、ですかね。
明日は帰国
さぁ、とうとう明日は帰国の日です。スーツケースに荷物を詰め、帰る準備をしないと。またもや友人に甘えて、空港まで送ってもらうことになりました。今回の旅では、空港への送迎を知らないおじさんや友人にお願いすることができて、本当に助かりました。
夜遅くまで友人とお話をし、ヨーロッパ旅行最後の夜を迎えました。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
次回はいよいよ帰国です。行きは友人と一緒だったけれど、帰りは一人旅です。
おばさんの一人旅だけれど、ま、なんとかなるっしょ。
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