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社協のファミリーサポートについて知ろう

※トップ画像はイメージです
※特別職の報酬・給料についての連載記事は明日以降に先送りします

先日、「両親とも忙しい時に子どもの一時預かりができるようなサービスが御代田町にありませんか」と聞かれたので、「いやありますあります」という感じだったのですが、必要なかたに情報が届いてない、ということなのだろうと思います。お詫びに、御代田町社協が取り組んでいる「ファミリーサポートセンター」事業について、町に届いている実績報告書を基に、どういうサービスをやっているのかお知らせしたいと思います。
※本来、こういう広報は担当課等でやってもらいたいとは思いますが、町の業務全体を見通している私だからうまく説明できる部分もあると思いますので、今回は自分で説明したいと思います。

受けられるサービスとして、社協のホームページでは、「0歳~12歳くらいまでのお子さんの一時預かり」と定義しています。ただ、昨年度の延べ利用数545件の内訳は送迎480件、託児65件となっていますので、実際には送迎のニーズが(件数的には)高いことが分かります。

報酬額は
昼間 1時間500円(午前8時半~午後5時半)
早朝・夜間 1時間600円(午前6時~8時半、午後5時半~7時)
土日祝日 1時間600円
延長時は30分単位で料金が発生し、複数預かりの場合は2人目から半額。車を使った場合は1キロ当たり20円の費用弁償が発生します。上記時間外も相談には応じるとのことです。

利用したい場合、あらかじめ「依頼会員」として登録したうえで、具体的な日程が出てきたらセンターに電話をしていただきます。センターでは「協力会員」とのマッチングを行います。

令和2年度時点での登録者は、依頼会員が82名、協力会員が108名いるようです。令和元年度の利用実績(延べ人数)は送迎905件、託児235件でしたが、令和2年度はコロナの影響等で送迎480件、託児65件です。協力会員は多数登録していただいておりますが、利用者の実人員が多いわけではなく、協力会員が依頼のたびにどんどん変わるというのも現実的ではないので、あまり広がりはないのが実態のようです。

ファミリーサポートセンター事業は国が推進しているもので、市町村が社協等に委託して実施します。御代田町では、登録者数100~299名のカテゴリーに属しており、年間200万円を補助しています。これとは別に講習実施加算というのを1年おきに36万円補助しています。補助金は国、県、町がそれぞれ3分の1ずつ負担しています。

保育園や学童保育に預けるまでもない、もしくは預ける資格がないのだけど、たまに子どもを預かってもらいたい、送り迎えしてほしい、みたいなニーズにはぴったり当てはまるかなと思います。お気兼ねなく社協に相談してみてください。

御代田町社会福祉協議会 福祉係
月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時00分
TEL 0267-32-1100

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