長野県御代田町長 小園ひろし

長野県、軽井沢町の西隣「みよたまち」の町長です。45歳、妻1人娘2人。メインの発信場所はFacebookとTwitterですが、ある程度長く書く場合にこっちを使うことがあります。

長野県御代田町長 小園ひろし

長野県、軽井沢町の西隣「みよたまち」の町長です。45歳、妻1人娘2人。メインの発信場所はFacebookとTwitterですが、ある程度長く書く場合にこっちを使うことがあります。

最近の記事

道路の国庫補助内示が出ました

 長野県御代田町の町長、小園ひろしです。  noteでは、役場の業務の流れ、町長がどういう目線で仕事をしているかを分かっていただけるように日々の仕事を書いていきたいと考えています。欠かさず読んでいていただけると、いつか私の代わりに町長ができるようになるかもしれませんので、じっくり読んでみてくださいね。  さて、役場としてこの時期ハラハラドキドキなのが国土交通省道路局所管事業の交付金(補助金)の内示結果です。うちの建設水道課がまとめてくれたので、禁断の??内示額を初めて、こ

    • 2022年度「週イチ改革」のご報告⑥役場の仕事

      ■役場の仕事 (47)「副町長を2人に」  複雑化する行政ニーズへの対応には副町長1人では不十分ととらえ、2人制としました。議会の皆様には難しい決断となりましたが、結果的に圧倒的多数でご支持いただきました。軽井沢町も土屋町長のもと同様の改革をされており、今後のトレンドとなると考えています。 (48)「マイナンバーカード専門部署を設置」  昨年10月、それまで町民課住民係で担ってきたマイナンバーカード発行業務を、新たに同課内に設けたマイナンバー推進係で担うこととしました。エコー

      • 2022年度「週イチ改革」のご報告⑤農業・商工業、観光・イベント

        ■農業・商工業 (39)「肥料高騰対策にJAと協調支援」  国と県が推進する肥料高騰の差額補助について、補助を受ける条件となる化学肥料低減策の費用(土壌診断、拠点での肥料ペレット化機械購入)について、JA佐久浅間とともに拠出しました。 (40)「町農業振興地域整備計画の総合的見直し」  農振地域内に荒れ地や、そもそも農振である意味のない農地があることから、2年かけて見直してきました。まだ計画縦覧中ですが、10ヘクタール以上が農振から外れることになります。 (41)「コロナ給付

        • 2022年度「週イチ改革」のご報告④住環境、土木・建設・まちづくり

          ■住環境 (30)「大規模宅地開発に開発事業費を補助」  3000平方メートル以上の開発に対して1区画50万円の補助を始めました。人口増の狙いもありますが、自然保護のため無秩序な開発の抑止という側面もあります。 (31)「断熱性能向上リフォーム補助金制度の創設」  寒冷地でエネルギー危機が起きた場合等、町民が凍えてしまうケースを想定する必要があり、本事業をスタートさせました。当初予算の予定件数10件を大幅に超える申し込みがあり、補正予算を組んで対応しました。 (32)「住宅関

          2022年度「週イチ改革」のご報告③健康増進、高齢者福祉、女性活躍、助け合い、多言語共生

          ■健康増進 (22)「歯科健診費用を負担」  歯周病は、心臓病など血管の疾患のもととなるとも言われています。国保財政の健全化等を進めるためにも、町として35歳、40歳、50歳、60歳、70歳の節目年齢のかたに検診費用を出させていただくようになりました。 (23)「子宮頸がん予防ワクチン接種勧奨を再開」  一部メディアによるネガティブキャンペーンを背景に長く控えていた接種勧奨を再開しました。小学6年~高校1年はもとより、これまで受けにくかった1997年度以降生まれのかたに接種を

          2022年度「週イチ改革」のご報告③健康増進、高齢者福祉、女性活躍、助け合い、多言語共生

          2022年度「週イチ改革」のご報告②子育て、子どもの安全、教育

          ■子育て (13)「不妊治療に補助金」  今年度から不妊治療に関して健康保険の適用がスタートしましたが、該当から外れる治療内容についてもできるだけ漏らしのないよう、制度をあらためました。 (14)「妊婦教室に夫の参加促す」  妊娠中の生活、産後の生活のそれぞれについてお手伝いするハローベビー教室について、夫やパートナーが参加しやすいよう促す一文を加えました。 (15)「伴走型相談支援をスタート」  妊婦さんへの相談支援を妊娠届出時、妊娠7~8カ月時、出生後の3回実施することと

          2022年度「週イチ改革」のご報告②子育て、子どもの安全、教育

          2022年度「週イチ改革」のご報告①町民の負担減、財政・ふるさと納税、防災・消防団

           御代田町長の小園ひろしです。私は2019年度の就任時から、役場内で週に一度のペースで改革をしていくことを掲げておりました。1年間にすると52の事柄が変わっていくこととなります。最近、Twitterのほうでご報告しましたので、noteのほうにまとめておきたいと思います。せっかくまとめるので順番は分野ごとに整理して、より見やすくしたいと思います。(Twitterのほうはおもいつく順番でやってしまってました(^-^;) ■町民の負担減 (1)「国保税で資産割を廃止」  固定資産

          2022年度「週イチ改革」のご報告①町民の負担減、財政・ふるさと納税、防災・消防団

          2期目公約達成(2)民間認可保育所の誘致を検討

           早くも二つ目の公約達成をご報告できる運びとなりました。  これまで調整を進めてきた「民間認可保育所」の誘致について、3月28日に役場が主催した子ども・子育て会議が開催されました。その場で、「一般社団法人 聖歩」が運営を予定する「おおきくなあれ保育園みよた(仮称)」の設置について審議され、民間保育所の必要性が認められ、定員を40人とすることで承認されました。  移住者の多い御代田町では、子ども人口の増加はもとより、保育を希望する世帯の割合が高まっていることから、保育所定員の

          2期目公約達成(2)民間認可保育所の誘致を検討

          2期目公約達成(1)国保税のさらなる引き下げ

           国保税に関しては町長就任後次のように引き下げをしてまいりました。 ●令和3年度(2021年度) 不公平感が大きいと言われる「資産割」について、7年かけて段階的に引き下げ令和9年度(2027年度)にゼロとする計画とし、その引き下げ初年度でした。 ●令和4年度(2022年度) 県への納付金が予測より小さい金額となるなど国保財政が健全であることから、一気に「資産割」を廃止しました。全世帯が世帯ごとに賦課されている「平等割」を2,000円引き下げました。  このように、2年連

          2期目公約達成(1)国保税のさらなる引き下げ

          「公約メーター」を設けます

           私、御代田町長小園ひろしは、本年2月28日に始まった2期目のための選挙において、「50のこれから」というタイトルで公約集を発表して戦い、町民の多大なるご支持をいただき当選しました。 参考:50のこれから(①は「五つの柱」について書いており、50項目については②~⑤に記載しています) それらの公約については、 (1)一度の実行で達成したといえるもの (2)継続的に実行することで達成したといえるもの (3)理念的で達成したかどうかの評価が困難なもの のいずれかに分類されるか

          「公約メーター」を設けます

          復帰初日の職員訓示です

           各種報道でご承知の通り、私小園ひろしは2月19日の御代田町長2期目当選からちょうど1カ月、心身の不調によりお休みをいただきました。以下のご挨拶は、3月20日、職場復帰初日に行った職員訓示です。議会では22日の閉会挨拶にて病気の説明などもしておりますが、職員に語った内容のほうがnoteにはふさわしいかなと思い、転載します。 -------------  2期目就任後初めてのご挨拶となります。雲もほとんどないような明るい青空が、御代田町の前途を祝福してくれているような、そん

          復帰初日の職員訓示です

          小園ひろし50の「これから」⑤生涯学習、農商工・観光、スポーツ

          ■生涯学習 39図書館や学校図書室の資料の充実、選定方針の精査  個人での購入が難しい事典や図鑑等を充実させ、価値の高い図書館、図書室へと改善を図ります 40エコール20周年記念事業の推進  エコールみよたの利用度向上や快適性アップに向け、20周年記念事業を1年かけて盛り上げていきます 41 D51機関車の展示充実  D51の展示建屋の補強、修繕を図るとともに、分かりやすい展示を検討します 42埋蔵文化財収蔵庫の建設  縄文土器等、現在体育館倉庫に納められている埋蔵文化財の収

          小園ひろし50の「これから」⑤生涯学習、農商工・観光、スポーツ

          小園ひろし50の「これから」④健康、交通、子育て・教育

          ■健 康 30医療、歯科検診のさらなる充実  がん検診、歯科検診等の受診率向上を図ります ■交 通 31カーブミラーの新設・修繕費用を増額  カーブミラー設置の要望が強いことから予算を増額します。経年劣化に対する修繕も進めます 32タクシー券利便性向上  購入上限枚数の引き上げ等を検討します 33次世代デマンドタクシー実証試験を検討  スマホアプリ、電話の両方で配車が依頼できる乗り合いタクシーを検討します。乗り放題など負担軽減策も検討します ■子育て・教育 34部活の地域化に

          小園ひろし50の「これから」④健康、交通、子育て・教育

          小園ひろし50の「これから」③女性活躍、エネルギー・ごみ、建設・土木・公園

          ■女性活躍 14審議会等への女性比率30%の実現  県内でも下位にある審議会等の女性比率を早期に30%まで高めます ■エネルギー・ごみ 15国補助金を活用した公共施設再エネ導入  経費節減やカーボンニュートラル、災害時対応等のため再生可能エネルギーの導入を進めます 16高齢者のごみ出し支援策の検討  朝のごみ出しが困難な高齢者のために、ごみ出しを肩代わりするなどの支援策を検討します 17生ごみ乾燥機の購入補助制度の検討  生ごみの量を減らし、家庭での衛生度も高めるため生ごみ乾

          小園ひろし50の「これから」③女性活躍、エネルギー・ごみ、建設・土木・公園

          小園ひろし50の「これから」②負担減、消防・防犯・地域、役場、財政・ふるさと納税

          ■負担減 1国保税のさらなる引き下げの検討  国保制度の令和9年度(2027年度)佐久地域統合に向け、基金等を活用し国保税を引き下げられるよう検討します 2事業者・農業者向けに物価高騰対策推進  コロナ禍、戦争、円安等が原因となる物価高騰等の状況を見極め、事業者・農業者にさらなる負担軽減策を講じていきます 3児童手当の所得制限独自撤廃の検討  少数の一定以上の所得者を狙い撃ちにした所得制限は不合理です。町独自に給付し、すべてのお子さんが受け取れるように改善します ■消防・防犯

          小園ひろし50の「これから」②負担減、消防・防犯・地域、役場、財政・ふるさと納税

          小園ひろし50の「これから」①五つの柱

          1子育て応援策をさらに前へ  待機児童が出ないよう既存保育園の建て替え、民間保育園の誘致を進めます。防犯カメラ設置など子どもの安全を重視します。 2子どもの夢を育む教育、地域連携を  「部活の地域化」は家庭への独自補助で応援します。「企業見学ウィーク」で地元企業を理解し、出身学生が戻ってきやすい環境を整えます。公設塾のさらなる改善を図ります。 3健康寿命の延伸に注力  全世代・性別に対応したトレーニング施設を、B&G体育館、やまゆり体育館の両敷地内に建設します。健康にかか

          小園ひろし50の「これから」①五つの柱